浦島多浪

 ある日海辺でいじめられた亀を助けた浦島さんはそのお礼として亀に龍宮城へ連れて行ってもらいました。龍宮城には綺麗なお姫様とその仲間たちがおり、愉快な日々を過ごしました。帰り際お姫様がお土産として玉手箱をくれました。決して開けてはいけません。お姫様は言いました。しかし地上に帰った浦島さんは好奇心を抑えられず、開いてしまいました。箱を開くともくもくと煙が出てきてそれを浴びた浦島さんはおじいさんになってしまいました。


 という、浪人を繰り返しおじいさんになってしまった浦島さんが現実逃避の末に作り上げた妄想。


 完

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