第118話

 ……その後、あたしはどんなふうに巨大蜘蛛と戦っていたのか、よく覚えていない。

 ただ、夢中になって漆黒の大槌を振るって、胸の奥からわき上がってくる愉悦と嫌悪感に耐えながら攻撃を繰り出し続けるうちに……いつの間にか相手は崩れ落ち、反撃どころか抵抗もままならないほどの瀕死状態に陥っていた。


『ぐっ……き、貴様ぁ……!!』


 傷だらけ、血まみれになりながら、残った複眼を弱々しく輝かせた巨大蜘蛛――ブラックカーテンは憎悪と殺意が込められた猛獣の断末魔のような呻き声をあげ、こちらを見据えてくる。その呪詛の言葉をあたしは冷ややかに、無感動に受け止めて……持っていた武器の形状をハンマーからメイスへと変え、両腕に力を込めると鎖付きのロッドを振るった。

 メイスの先には、無数の棘ではなく鋭い凶刃がむき出しになった球体状のクリスタルがしつらえてある。それはうなりを上げながらブラックカーテンへと放たれると、赤黒い妖気をまとった闇の塊となって向かっていった。


「『カオティックスライダー・消滅』ッッ!!」

『ぐわぁぁぁあっっ!!』


 それは魔力の障壁をあっさりと破って巨大蜘蛛の頭部へと直撃し、禍々しく尖った顎と牙を粉々に打ち砕く。そのおぞましい容貌は見るも無残に潰れて、もはや原形をとどめないほどの肉塊と化していた。


「…………」


 あたしは巨球をロッドへと引き戻すと、巨大蜘蛛「だった」ものへと歩み寄る。

 地面を埋め尽くすように転がっているのは、瓦礫……ではなく、無数のメダル。おそらくこれはブラックカーテンがエリュシオンの民から奪い、血肉として自らの中に取り込んでいた『エリュシオン・メダル』だろう。

 さらに、傷ついた蜘蛛の躰のあちこちからは紫色の血とともに、流砂のようにざらざらとたくさんのメダルがきらめきながら零れ落ちている。その流出とともに、哀れな「バケモノ」の全身を覆っていた妖しい「力」の気配は弱まり、『魔王』と自称したほどの脅威はすでに見る影もなかった。


「……終わりだよ、ブラックカーテン。最期に、言い残すことはある?」

『ふ、ふふ……まさか、『魔王』の因子を持つ者が、我らエリュシオンの民に対抗するべく『天ノ遣』が用意した『決戦兵器』だったとはな……! はっ、とんだ外道だな……正義の味方の肩書きが、聞いて呆れる……!』


 ブラックカーテンは息も絶え絶えになりながらも、嘲り笑いとともにそんな言葉を投げかけてくる。ただ、それも勝敗が決した今となっては精一杯の強がりにしか聞こえず、また全てを受け入れていたあたしの心には何の感銘も、そして愁傷も与えない代物だった。


「……言ったはずだよ。あたしは正義の味方でもなければ、もう『天ノ遣』でもないって。あなたたち『闇』を滅ぼす、ただの剣……それがあたしの役割で、使命なんだから」

『は、はは……笑わせるな! 光あるところに闇が生まれるのが自然の理である以上、『闇』の存在を否定するなど、神ですら許されぬ冒涜の極みというものだ……! まして貴様のような小娘に、そんなことができるものかっ……!』

「できるよ。……でも、あなたにはもうその可能性と現実を見る資格は、――ないッ!!」


 そう宣告した直後にあたしは再びハンマー状へと変えた自分の武器『デスクラッシャー』を大上段から振り下ろす。その、とどめの一撃を受けたブラックカーテンは悲鳴すらもらさず、瞬く間に黒い霧となって四散していった……。


「……めぐる」


 自分の名前が呼ばれるのを聞いて振り返ると、天使のような衣装を身にまとった赤毛のお姉さんの姿が視界に入ってくる。

……どういう「力」によるものかはわからないけど、さっき助け起こした時には真っ赤に染まっていた衣装は純白になり、手足の傷はもう見当たらない。ただ、彼女の表情に驚きと困惑が浮かんでいることに気づいたあたしは、ほろ苦い思いでぎこちなさを自覚しながら何とか笑みを返した。


「あの魔獣、アリアドネを……本当に、あなたが倒したの?」

「……はい」


 信じられない、とばかりに目を大きく見開くお姉さんに対して、あたしは目を伏せながら頷き返す。

 敵を倒した爽快感、達成感はまるでなかった。むしろ、この先に待ち構えている「運命」を思い、誰かを呪いたくなるくらいの暗鬱とした気分でいっぱいだ。

 ただ……もしここにすみれちゃんが一緒にいてくれたら、まだ違った感じになっていたんだろうか。……なんて、もう捨てたはずの未練がちらりと浮かびかけたあたしは、ぎゅっと目を閉じながらその願望を慌てて追い払った。


「だけど……ありがとう、めぐる。おかげで、この『ワールド・ライブラリ』の崩壊を防ぐことができたわ。あとは、あなたが元の世界に戻るためのゲートを開いて、そして――」

「……あたしは、戻りません。やるべきことが、残ってますから」

「やるべきこと……? それはいったい――、っ!?」


 お姉さんがあたしの言葉の真意を訊ねるよりも早く、空間全体が轟音と振動に包まれて激しく揺さぶられる。突然の事態に彼女は体勢を崩して膝をついた一方、事前に察していたあたしは立ち姿勢のまま踏みとどまり、奥に見える泉に視線を向けていった。


「……始まったみたいですね」

「始まった……? いったい、何が始まるというの?」

「ブラックカーテンはもう、魔獣と魔将を封じ込めた泉のゲートを開いてしまったんです。そして今、それが目覚めようとしている……」


 そして、あたしたちが見ている前で泉は鮮やかな青から赤、暗褐色へと変わり始め、ついにはどす黒い闇色へと染まっていく。周囲の空気も息苦しいほどに重くなり、それと同時に泉のあちこちから大きな水柱が次々にふき上がり、巨人とも化け物ともつかぬ異形の『影』がいくつも水の中から姿を現した……!


「なっ……あ、あれは……!?」

「――お姉さん。えっと……」

「私はエリス、この『ワールド・ライブラリ』の管理者よ。……って、めぐる! あなたは「あれ」と戦うつもりなの!?」

「そのまさかです。まだあの魔物たちは、閉じ込められていた『次元の牢獄』から出てきたばかりで力を取り戻していません。今なら、あたし一人でも対処できるはずです」


 そう言ってからあたしは踵を返すと足を踏み出し、『影』たちに向かって歩みを進める。慌ててお姉さん――エリスさんもその後に続こうとしたけれど、突然目の前に現れた黒い壁に弾かれ、たたらを踏む動作でその場に尻もちをついてしまった。


「っ、この壁は……まさかっ?」

「あの魔物たちをこの空間から出して自由の身にさせてしまったら、あたしたちの世界とエリュシオンが大変なことになってしまいます。でも、だからといってこのまま『ワールド・ライブラリ』に残すわけにもいかない……だから、エリスさん。管理者のあなたはこの空間を切り離して、次元の狭間に閉じ込めてください」

「なっ……? け、けどそんなことをしたら、あなたは……!?」

「はい、帰れなくなりますね。……でも、それでいいんです。世界と、あたし一人だけの命……比べることなんてできない。そしてこれが、あたしに課せられた『決戦兵器』としての役割なんです」


 そう……あたしは魔王としての意識を覚醒させたことで、全てを知った。知ってしまったんだ。『決戦兵器』とは『魔』を倒すための武器であり、それと同時に『魔』の存在を世界から隔離して閉じ込める、牢獄の『鍵』としての役割を担うという事実を――。


「……世界の脅威となる『魔』を討ち払い、そしてどこにも行けないように封印する。そのためには『鍵』の役割を果たす者にも、『闇』と同化して力に変えられる能力と属性が求められる。天月家が同じ『天ノ遣』でも、如月家や神無月家と違って存在を公にされていない理由は……つまり、そういうことです」

「……っ……!」

「あたしは、『魔』を消し去るためだけに生み出された自爆装置のようなもの。だからこの力を発揮するのは、本当に最終手段……自らとともに、脅威を消し去るしか方法が残されていない時だけ。だから、天月家の存在は明らかにされてこなかった。いつ消えたとしても、世界に影響がないように……みんなの記憶と心から、消えてもいいように……」

「ば……バカなこと言わないで! そんな話、平行世界を管理してきた私も聞いてないし、認められるわけがないでしょうっ? とにかく、この壁を消して戻ってきなさい!」

「……時間がないんです。お願いですから、あたしの言う通りにしてください。世界を救うためには、もうこの手段しか――」


 そう言い置いてから、あたしはエリスさんに背を向ける。そして、未練と怯懦を振り払うつもりで『影』たちを見据え、再び足を進めようとした――その時だった。


「――ほんと、あれだけ言ったのに……まだわかってないのね」

「えっ……?」


 その声は、幻聴だと思った。とっさに振り返った先に見えたその姿も、幻だと疑った。

 でも……。

 息を切らせながら、「彼女」は怒ったような……泣いているような笑顔を浮かべながら、ゆっくりとこちらへと歩いてきた。


「すみれ……ちゃん……」


 × × × ×


「……ありがとう、天使ちゃん。おかげで、なんとか間に合うことができたわ」

『お礼なんて結構ですよ。それに、私にはそんな言葉をもらう資格など……ありません』


 そう言って天使ちゃんは、感応波を通じて直接私の頭の中に言葉を伝えてくる。その響きには謝罪と懺悔の意思が過剰なまでに含まれていたので、なんとなく可笑しく感じた私はつい、口元をゆるめてしまった。


「(謝ることなんて、何もないのに……)」


 確かに私は、彼女から衝撃的な「事実」を聞かされた。そして、今から自分たちがやろうとしていること……いや、やらねばならないことの理不尽と不条理には、たとえ神様が相手であっても一言物申してやりたいくらいの腹立たしさがある。だからこそ、それを間接的とはいえ促す立場にある天使ちゃんの心境からすれば、謝りたいと考えるのも当然なのかもしれない。

だけど――。


「あなたに教えてもらってなかったら、私はここに来ていなかった。そして、知らないままあの子をひとりだけで行かせていたら……きっと私は死にたくなるくらいの後悔を感じていたと思う」

『すみれ……』

「だから、ありがとう。どんな結果になったとしても、私はあなたに感謝しているから」


 そう言ってから私は、突然やってきた闖入者に戸惑いの目を向けている赤毛の女性の横を通り過ぎて、黒い壁にそっと手を触れる。すると、それはガラス窓が石をぶつけられた時のように甲高い音を立てて粉々に砕け、呆然と立ち尽くすめぐるの姿がすぐ目の前の視界に現れた。


「……っ……」


 めぐるは泣き笑いの表情を浮かべながら、今にもこちらへ飛び込んできそうに一歩足を踏み出しかけて……その動作が寸前で止まる。それから、抱いた感情を振り払うような動作で顔を背けると、震える声を絞り出すようにしていった。


「……何しに来たの?」

「聞かなくても、わかってるでしょ」


 思わず吹き出しそうになって、私は肩をすくめてしまう。なぜならばその台詞は、ここに来る前にめぐるが最初に言うだろう、と予想していたものと全く同じだったからだ。

 だけど、その反応が気に入らなかったのか……めぐるはきっ、と目をむいて顔を上げる。そして怒りの表情を私に向けながら、言い募る勢いでまくしたてた。


「こっ……こんなところに今のすみれちゃんが来たって、何もできないでしょっ! 変身もできない、力も使えない! 役に立たないすみれちゃんがいても、足手まといになるだけだよ!」

「……ずいぶんな言われようね。まさかめぐるから、そんなことを言われるなんて……明日は雪が降るのかしら?」

「わ……笑い事じゃないんだよ! 冗談なんかで言ってもない! 真面目に聞いてよっ!」

「ふふっ、ごめんなさい。でも――」


 私はそこで言葉を一度切って、まっすぐにめぐるの顔を見つめる。

 胸の内にある今の感情は、諦観でもなければ達観でもなかった。むしろ、しんと涼やかに静まり返った……喩えるならばそう、風のないところでどこまでも平らかな湖面が広がるあの『大鏡』のような心境といったほうが正しいだろうか。

 だから、私は……当たり前の想いをそのまま素直に、言葉を繋いでいった。


「私は、あなたのパートナーでしょう? あなたが行くところについていくのが、そんなにもおかしいこと?」

「だ、だから……! あのバケモノたち、すみれちゃんにも見えてるでしょっ? あいつらを倒すのが、あたしがこれからやらなきゃいけないことなの! なのに今のすみれちゃんじゃ、戦うどころか自分の身を守ることだってできやしない……殺されに行くようなもんだよ!!」

「えぇ、そうね。今の私は、ツインエンジェルBREAK「には」変身できないし、聖杯の力は「今のままだと」使えないわ。でも……」


 ここに来るまでに天使ちゃんが見せてくれた事実が「真実」なのだとしたら、私には……いや、私「たち」には最後の、そして最大の切り札が残されているということになる。

 ただ、そのためにはめぐるの協力が必要だ。そのためにも私はここで絶対に引き返すわけにはいかなかったし、またそれ以外の選択肢などは考える必要もないことだった。


「っ、そ……それに、わかってるの? これからあたしがやろうとしてるのは、あの『影』たちを次元の狭間に封印すること……それが、どういう意味か分かる!? 一緒に来たらうまくいってもいかなくても、元の世界に戻れなくなるってことなんだよ!」

「……えぇ、そうなるかもね」

「かもね、じゃないよ! 絶対に、そうなるんだよ! それが……それがわかってるのに、なんで来たんだよ……すみれちゃんっ!?」

「そんなの、決まってるじゃない。私は――」


 軽く息を吸い込み、ほんの少し感じる照れからのくすぐったさを抑え込む。そして、ここに来るまでに伝えるつもりでいた私の決意と覚悟を、言葉に変えてめぐるに告げた。


「世界と、めぐる……どちらか1つを選べと言われたら、あなたを選ぶ。私は、その気持ちに従っただけよ」

「……な……!?」

「世界のために、あなたが犠牲になる? そんなバカげた選択、私がすると本気で思ってた? じゃああなたは、逆の立場になって私が同じことを言ったら、はいそうですか、って納得して引き下がってくれるの?」

「そ、それは……」

「そう、同じことよ。私の思いは、私だけのもの。どんなにあなたが優しくても、それだけは絶対に譲れない。だから勝手に考えて、勝手に決めないで……!」

「っ、……すみれ、ちゃん……」


 必死に、私のことを想って心を閉ざそうとしていためぐるの顔から力が抜けていくのを感じた次の瞬間、……彼女の瞳が潤んで、大粒の涙がこぼれだす。それを見た私は、そっと腕を背中に回してその小さな身体を抱きしめ、徐々に嗚咽をもらし始めるめぐるをなだめあやしながら、つとめて優しく言葉をつないでいった。


「あの時……エリュシオン・パレスでも、約束したでしょう? もう、私ひとりだけ置いていくのはやめて、って。なのに、また忘れちゃうなんて……しっかりしてよ、もう」

「っ、……すみれ、ちゃん……!!」

「めぐる……あなたは、私にだけは本当の気持ちを言ってくれてもいいのよ。だって私たちは、2人じゃなく、ひとつなんだから……ね」


 そう言ってから私は、めぐるから身体を少し離して真正面に向き直る。そして、まだ泣きじゃくる彼女の両手を握りしめながら笑顔を浮かべ、精一杯の励ましを送るつもりで力強く頷いてみせた。


「……うぅっ、……う……ぐすっ……。ご、ごめん……ごめん、なさいっ……!!」

「謝らなくてもいいのよ。今は、私のことを信じて……ね。そして全部終わった後は、必ず――」



 × × × ×


『エリス……もう限界よ! この空間を切り離します!』

「っ、ま……待って、ユーノ!」


 頭の中に響くユーノの感応波に、私は息をのんで制止を叫ぶ。しかし、私の声が届いたのか届かなかったのかあっという間に目の前には巨大な滝が天頂から降り注ぐように出現し、『影』が跋扈を始めた中央の泉の間、さらにはめぐるとすみれの姿さえも水の壁の向こうに遮ってしまった。


「っ……ま、まさか本当に泉の間ごと、あの子たちを見殺しに……!? どういうことよ、ユーノっ!!」


 さすがにこの容赦ない対処に怒りを覚えた私は、まだどこにもその姿が見えない同僚に向かって声を荒げながら呼びかける。

 確かに、封印された魔獣や魔将が蘇りつつあるあの状況下だと『ワールド・ライブラリ』が危機に陥る可能性が高いため、一刻も早く中央の泉の間を分断する必要があったことは認めてもいい。……だけど、だからといってあの子たちを生贄のように捧げ、見捨てるなど暴挙を通り越した無慈悲の極みだ。


「(そんな真似をするために、私はこの『ワールド・ライブラリ』の管理者の役目を受けたわけじゃない……!)」


 私は意識を集中させてマナの流れを辿り、壁の向こうに消えた空間の位置を把握しようとつとめる。

今すぐにゲートを開いて次元跳躍をかければ、短時間でも脱出路を形成できるかもしれない。そう思ってゲートを開こうと体内のマナを目の前の空間に放った――その時だった。


『……エリス。この『ワールド・ライブラリ』を作ったのは誰なのか、あなたに言ったことがあったと思うけど……そのことを、覚えてる?』

「っ? こんな時に、なにを言って……!?」


 集中をかき乱された苛立ちも手伝って私はユーノに怒鳴り声を上げるが、それを遮って彼女が強い口調で『聞いてっ』と叫んできたので、思わず息をのんで口を噤む。

そう……ユーノは、答えを求めていなかった。むしろ私に、答えを示そうとしていたのだ。


『この『ワールド・ライブラリ』の空間をつくり出し、波動エネルギーの調律と制御を行う管理を私たちに与えた存在。だけど、その「彼女」の姿は今まで見たことがなく、存在すら知覚できたことはなかった……そうよね?」

「……。ええ」

『だけど、「彼女」は『ワールド・ライブラリ』が正常に機能することをつかさどる存在。つまり、どこかに必ずいるはずで、またいなくてはならない。……だとしたら、「彼女」はいったい、どこに「いた」のかしら……?』

「っ、それって……、!?」


 その時、……次元跳躍を行おうとしてその転移先のイメージを頭に補足して描き上げていた私は、そこに映った光景をはっきりと認識して愕然となる。

 そこで重なり合うめぐるとすみれは、まばゆい光に包まれて……徐々にその輪郭を交えている。そして、光が弾けるとともに現れた、その姿は――。


「女神……アストレア……っ!?」

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