第2話こうちしょ




警察官:「本当はちゃんとした宿泊所に泊めてあげたい所なんだがマスコミ関係者が押し寄せて迷惑になってしまうから止むを得ずここになった。すまない。」


かばん:「いえ、ここまでしてくれて本当にありがとうございます。」


サーバル:「ますこみかんけいしゃって?

さっきのやじうまって怖い人達みたいな人達?」


警察官:「怖いかどうかは物による。

丁度いい時間だしテレビつけてみな。

その四角いのについてる丸いのを長押しすればつけれる。」


かばん:「これですね?」


カチッ


サーバル:「ええー?!?!すごーい!!なにこれー!!

人がいっぱいいて、文字みたいのがいっぱいあって…

かばんちゃん読んで!」


かばん:「いいよ

えっと…

これ僕達の事だ!」


サーバル:「あっかばんちゃんがもう一人いる!」


かばん:「もしかしてこのテレビという物で伝える為にいる人というのがいて、その人がマスコミ関係者と言うのですか?」


警察官:「勘がいいね。

そうだよ。」


サーバル:「すごーい!

かばんちゃんってやっぱり頭いいんだね!」


警察官:「恐らく君達はこの人間の世界をまだ殆ど知らないから 最初にこれでも読んで勉強しなさい。」


かばん:「…新しい社会の教科書…わかりました。」


サーバル:「うわー難しそう

読んで読んで」


ラッキー:「サーバルチャン

ニンゲンノセカイデモジブンノチカラデイキテジブンノミハジブンデマモラナキャイケナイカラカバンニタヨリッキリジャダメダヨ。」


サーバル:「わかってるよぉ…」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る