第6話 葉菜と花織の出会い
優馬は葉菜を蒼井家に迎え入れた。
「葉菜、久しぶりね。」
華子は厳しい表情で言った。
「お父さん、これはどういう事?」
花織は優馬に問い詰める。
優馬はしょうがなく、今までの事を話した。
「そんなっ、おばあちゃんってそんな人だったの!?」
花織はびっくりして、言い続けた。
「そんなの葉菜ちゃんが可哀想!!」
そして、花織は葉菜がいる部屋へと向かった。
「葉菜ちゃん・・・・・」
「花織さん」
おたがいの名前を呼び合う。
「お母さんはどこにいるの?連絡しましょ」
「2013年に亡くなった。事故で。」
今、葉菜は叔母の家で生活しているという。
「もしもし、葉菜ちゃんの叔母さんで。あ、あの・・・・」
「葉菜ちゃん、今日からうちに住んでよ!」
こうして、葉菜は蒼井家で生活する事になった。
「中3の弟、優弦、中1の妹、詩織、小1の弟、広也よ。」
花織は兄妹たちを紹介した。
「蒼井優弦、中3です!」
「蒼井詩織、中1です・・・」
「蒼井広也、小学1年生!!」
「広也とは10歳離れているの。」
「へぇ・・・・」
だから小学生なのか、と葉菜は思った。
「ここだけの話、広也はお父さん・・・・優馬さんと
お母さんの子なのよ。だからちょっとした兄弟・・・・・?」
一人っ子の葉菜は嬉しそうだ。
これからの生活も上手くいきそうだった。
私は勉強ロボットですか? 黒猫 @-kuroneko-
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