キャラクター

登場人物(第一章)

月城正汰つきしろせいた

 私立剣城ヶ丘高校1年5組。

 剣道部の幽霊部員。

 平凡な毎日を好み、めんどくさいことが嫌い。

 しかしやる時はやり、正義感も強い。

 時に恥ずかしくなるようなセリフを平気で言える精神力を持つ。

 基本はツッコミ担当。

 幼馴染の千尋に好意を抱いている。


【高ノ宮剣士郎たかのみやけんしろう

 通称ケンシロー。容姿不明。声は18歳くらいの青年風。

 現在正汰に憑依しているサムライ。

 没後天国で過ごしていたが女神様に必要にナンパをけしかけた挙句に怒りを買い、下界(現代)の木刀に魂を定着させられた。

 のちに正汰がケンシローが宿った木刀に触れたことによって、正汰に憑依する。

 性格は「変態」。この一言につきる。

 正汰に完全憑依した際には、セクハラのオンパレードだった。

 サムライとしての実力は非常に高く、武士道を重んじている。なので武士道に反する行為、あからさまな卑怯な行為にはキレる。


黛千尋まゆずみちひろ

 私立剣城ヶ丘高校1年5組。

 正汰の幼馴染。低身長童顔巨乳の黒髪ロング。見た目が幼いことにコンプレックスを抱いている。

 正汰に対して非常に過保護。

 成績優秀でありながら、正汰が心配だからという理由で正汰と同じ私立剣城ヶ丘高校に入学した。

 おっとりした性格で、天然でドジっ娘。

 料理が上手く、正汰に弁当を作ったりしている。

 感情的になると少々乱れ、いつもと雰囲気が変わる。

 幼馴染の正汰に気があるような言動をしばしば見せている。


【一ノ瀬夜宵いちのせやよい

 私立剣城ヶ丘高校1年5組。

 転校生として登場。

 髪型はショートボブ。タレ目が特徴的な美少女。

 言葉使いが丁寧で、実はいいとこのお嬢さんでお金持ち。家に専属のシェフがいる。

 体育倉庫でのことや正汰に看病された一件から正汰が気になるようになる。


月城沙彩つきしろさあや

 中学1年の正汰の妹。

 ツインテールで胸は控えめ(発展途上中)。

 明るく活発な性格で、何かと顔が赤くなる。

 よく男子に告白されているが全て断っている。

 生粋のお兄ちゃんっ子で兄である正汰に頭を撫でて貰うのがお気に入り。

 料理の腕はピカイチで、家のご飯は沙彩が作ることが多い。

 正汰の幼馴染である千尋に憧れており、小さい頃から真似事をしていた。そのせいか千尋と似た言動を取ることがある。


長谷川亮はせがわりょう

 私立剣城ヶ丘高校1年4組。

 正汰、千尋と同じ中学であり正汰の親友。

 顔立ちは整っているが金髪でチャラい。だがここぞという時には頼りになり、正汰が中学で孤立してたところに最初に声を掛けた人物でもある。

 野球部に所属しており一年ながらレギュラーの座を勝ち取り、ピッチャーとして活躍している。努力家で人一倍野球の練習に取り組み、部活がオフの日も残って自主練をしている。

 実は正汰と同じくサムライに憑依されており心を病む。野球部の部室での一件以来高校を自主退学した。


鬼塚真おにづかまこと

 私立剣城ヶ丘高校3年。

 剣道部主将。

 剣道の実力が高く、学校側からも期待されている。

 部活の後輩の扱いが酷く、気に食わないと「鬼塚ルール」という複数の人数で一人を竹刀で滅多打ちにする「指導」を行う。


【モブ剣道部員】

 いつも鬼塚と一緒にいる二人組の2年の剣道部員。

 正汰をパシらしたり、嫌がらせをよくしていた。

 剣道の実力は中の下。


竹林たけばやし先生】

 私立剣城ヶ丘高校1年5組担任。

 通称竹やん。

 体育会系な見た目で、何かと人任せな性格。

 体育科の先生であり、バスケットボール部の顧問。


朝比奈あさひな先生】

 私立剣城ヶ丘高校、養護教諭。

 前髪がある黒髪ロングストレートで豊満なバストを持ったスレンダー美人。

 少々からかい好きだが、その大人っぽい外見と少々抜けている所が相まって男子から圧倒的人気を誇り、また女子にとって憧れの存在である。

 女子と恋バナするために保健室を開けっ放しすることが多々あり、必要な時にいないのがお決まり。

 朝比奈先生に恋愛相談をすると恋が成就するという噂が校内で流れる程、よく女子生徒の相談に乗っている。


月城涼子つきしろりょうこ

 正汰と沙彩の母。女でひとつで正汰と沙彩を養っている。

 四十代だが、二十代後半と言われてもおかしくない程に若々しく美人。

 夫を亡くし現在進行形で未亡人。


邪蛇剣流じゃじゃけんりゅうのサムライ】

 容姿、性別ともに不明。

 長谷川亮に憑依している負の感情をかてとする流派のサムライ。



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