第6話
月曜日
深夜にまた。ニュース速報が流れた。
前回の事件よりも南のマンションで殺人があった。
マンションの住人が皆殺しにあい、その数は十五人だった。
「……」
美里は何も言わなかった。おれも口を開くことはなかった。
火曜日
事件の詳細が発表された。
今までと嫌になるくらい同じ内容。
三十分足らずの間に、十f五人殺されていること。
殺害方法はいつもの撲殺だった。
「また、あいつね」
今日は美里が口を開いた。
「そうだな」
俺もそれだけ答えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます