第8話「おかねもち」
男が扉を開けると木箱が隅に寄せられ、少し開けた所に装飾過多な服装の豚がいた。失礼、グランダーレ公爵がいた。倉庫の中のはずなのになぜか趣味の悪い椅子があり、そこにふんぞり返るように座りながら周りにいる男達に何か文句を言っていた。
王都の気候は日本の春先ぐらいで、とても過ごしやすいはずなのにグランダーレ公爵は額に大量の汗をかき、それを拭いながら息を荒くしていた。そんなに暑いならもっと薄着をしてくればいいのにと思うミナセであったが、どんな時でも財を示すような服装は貴族にとっては基本だ。
「遅い、遅いぞ。まだこないのかっ。私が直々に来ていると言うのに、こんなに待たせるなんて報酬を減らしてやる」
元から難癖をつけて報酬を減らすつもりだったのではと感じる男は苦い表情を浮かべながら倉庫に入っていった。ようやくその姿が目に入ったのか、男を確認するとさらに不機嫌になっていた。だがその横に待望の白猫がいるのを発見すると、不細工な顔を歪ませ笑顔を見せた。
「おぉ……、やっと持ってきたか。これが、しゃべる猫か……白い毛並みも美しい。ほれ、そこの猫しゃべってみせよ」
どこにあるか分からない顎をしゃくりグランダーレ公爵はミナセに喋るように促した。その間ミナセはグランダーレ公爵の他に4人の護衛らしき人物がいる事を確認した。王都門でみかけた兵士の様な装備を身に着けているが、王都門の兵士よりも幾段華美に装飾された装備は、機能性よりも見た目を重視しているように感じた。
グランダーレ公爵の横にいる1人の護衛だけ兜をつけていなかった。その護衛の顔を見ると、何でこんな人物に仕えているのか分からないぐらい貫禄ある姿だった。危険があるとすればこの護衛だけだろうか。ミナセは歴戦の戦士などではなかったので、自分で直感的に感じる範囲で護衛達の力量を確認すると重い口を開いた。
「はじめまして。本日は公爵様のペットになるべく連れてこられた訳ではなく、お話し合いがしたくこの男に連れてきてもらいました。率直に申しますと貴方のペットになる気はありません。今後、こういった事は止めて頂きたいのです」
「むっ、なんだこの無礼な猫は! 獣風情になぜそんな事を言われなければならないのだっ。お前なんぞに意見されるなど侮辱もいいところだ! そこのお前、早くその猫を縛り上げてここに持って来い!」
口答えされる事がほとんどないグランダーレ公爵にとって、まさか猫に反論されるとは思ってなかったらしく、一瞬呆けた顔をするがすぐに真っ赤にしてミナセの横にいた男につばを飛ばしながら命令した。
だが、いつもならヘラヘラ笑いながら言う事を聞く男が今回は、汗をダラダラながしながらまったく動こうとしない。そんな男を怒鳴ろうとしたその時、ドアから4人新たに入ってきた。逆光になりその人物が確認できなかったのか、グランダーレ公爵は訝しげに目を細めると、それと同時に横にいた護衛が剣に手を置いた。
「ちょっとちょっと。ジュンがやめてって言ってるのにちゃんと聞きなさいよね」
「ご主人は今回の事を穏便に済ませたいと思っています。貴方も公にされるのは困るはず……」
「ってかさー、じゅんちゃんを獣風情とか。……殺すよ? 豚が」
「……諦めるのが、賢い選択……」
1人を除いてミナセの希望通り猫達は穏便に事を運ぼうと公爵に提案するが、意見されるだけではなく暴言まで言われてしまったグランダーレ公爵は、茹でダコもビックリする程さらに顔を真っ赤にし怒鳴り散らしてきた。茹でダコならぬ茹で豚のできあがりである。
「――っ。なっ、何なんだ、この無礼な奴らは! わ、わ、私を侮辱しているのかっ。わ、私はそこの猫が欲しいのだっ。お前らぼさっとしてないでさっさとあいつらを殺してその首、猫と共にここに持って来いっ! ……ん? 待て、やはり女2人は生かして連れてこい」
怒鳴る度に出っ張ったお腹にかかるつばを見て何とも不快な気持ちになったが、それよりもコアとボタンを値踏みするような濁った瞳がミナセの心をざわつかせた。
おいおい、それ以上コア達を見るんじゃないよ。すっげぇ不快だな。しっかし偉い人って何でこうも話しが通じないんだろう……。偉い人って頭が悪くなきゃダメなのか? いや、頭が悪い人が権力を持ってるパターンか。尻尾を掴ませないって聞いてたから、賢い人なのかと思ったのに全然じゃんか。大丈夫かこの国……。
グランダーレ公爵の周りにいた護衛達がその言葉に腰の剣を抜くと、こちらに向かって走ってきた。皆、疲れた様な諦めた様な顔をしていて、こういった事は珍しくないんだろうと思った。唯一、貫禄のある護衛だけが何の表情も浮かべず向かってきた。
今回も無駄に人を殺し公爵が満足する。ただそれだけの作業……。能無しの言う事を聞くなんて嫌な仕事ではあるが金がいい。貧しい村で腕っ節がいいだけの俺が、仮にも貴族の護衛になれるなんて運がいいとしか言いようがない。胸糞の悪い仕事ばかりだが、村に残してきた年老いた母親を養うにはこれしかなかった。相手はまだ子供もいるじゃないか……あぁダメだ……そんな事を考えては腐った剣はふるえない。せめて一太刀で終わらせるか……。
公爵が気に入らない時のいつも通りの流れ、ただの作業。殺し、死体を処理し、情報を隠すため画策する……。貫禄があると感じた護衛はそう思いながら剣を振りかぶった。肉を叩く鈍い感触が手に伝わる……はずだったが今回はいつもと違った。
振りかぶったはずの剣が手になかったのだ。ついさっきまでそれなりに重量がある剣を持っていたはずなのに、いつの間にかその存在が消えていた。何を言っているのか分からないかもしれないが、本当に気づいたら手から剣が消えていたのだ。
理解できない出来事に呆けていると、消えた剣が護衛の目の前に突然現れ足元に落ちた。
--ガシャン
剣が地面に落ちるその音だけが静かに響いた。
「………………え?」
足元に落ちた剣を見つめ自分がおかしいのか確認しようと、仲間の護衛達に顔を向けると皆、同じ様に何が起きたのか理解できない表情で落ちた剣を見つめていた。周りを確認する事ができたのは貫禄があると感じられた護衛だけだ。
ミナセの感じた通りこの護衛だけは他の3人と少し違った。何より1番腕っ節があった。そのせいでグランダーレ公爵からは1番汚れ仕事を振られてきたのだが、何度か死線をくぐり抜けた経験が、この訳のわからない状況で動けた理由だった。
何が何だか分からないがグランダーレ公爵から出た命令はまだ達成していない。とにかく足元の剣を拾おうと手を伸ばすと、剣の上に綺麗な足が置かれていた。その足の持ち主を確認しようと顔を上げる。護衛の感覚ではとてもゆっくりに感じただろう。薄々は分かっているが現実を認めたくない気持ちが、顔を上げる速度を遅らせた。戦いの最中にそんな行動は命取りかもしれないが、本能が確認する事を拒否していた。
そこには猫をご主人と呼んでいた白髪の美女が冷たい目をして立っていた。
今まさに殺そうと思った相手の仲間なのに、あまりにも美しさに一瞬で心が奪われてしまった。そこにいるのは死刑執行の鎌を護衛の首につきつけた死神でもあり、天国で温かく微笑みかけてくる女神でもあった。
「この剣、ご主人に向けようとしているのですか? 死んで下さい」
凍りつく様な冷たい目、物騒な言葉をかけられたはずなのに自分に声をかけてくれた事が嬉しく、初めて恋をした乙女の様に頬を赤らめ瞳を潤ませた。その姿は初めて恋をした少年というよりも、崇拝する神に出会えた盲信者にみえた。
誰かが遠くで何かを叫んでる……だが、そんなものはどうでもいい……。ずっとこの美しい女性を見つめていたい。
意識がなくなるその瞬間まで、兵士は美女を見つめ続けた……。
ジュンが仲良く話そうって言ってるのに、あの豚野郎はあろう事かあたし達を殺すとか言ってきた。しかもあたしとコアの事、気持ち悪い目で見てきてほんっとにキモい。ジュン以外そんな目で見てほしくないね! まぁ、ジュンはあんな気持ち悪い目なんてしないけどね。
ボタンは豚に言われ走ってくる鼠を見て、気持ち悪さとミナセに対して失礼な言動をする奴らに怒り心頭だった。大好きなミナセが穏便に事を済ましたいと言っていた言葉は、今のボタンの頭から完全に抜け落ちていた。
どうやってじゃれつこうか考えていると、隣にいたクータローの手から黒い穴が出現した。その光景に一旦、怒りを静まり家族が何をするのか興味を引かれた。その光景を見ていると、黒い穴は鼠が持っていた棒きれにまとわりつきその存在を消し去った。
「クータ、何今の? 何やったの?」
「……ブラックホールで飲み込んだ……。こう、すると……ほら、また出てきた……」
ブラックホールと言われる穴は、鼠の棒きれを飲み込んで足元に吐き出した。
へぇ、ジュンが言ってた魔法ってやつか。たしかクータは闇魔法ってやつだっけ? 結構便利じゃん。何か鼠共止まってるしあたしもじゃれてこよっと。
剣が落ちた音を合図に4人は音もなく、一斉に鼠達の前に走り出した。ボタン達はただ走っただけだったのだが鼠達からしてみれば、瞬間移動してきた様に見えただろう。一瞬で間合いを詰めたボタンは鼠と目が合うと獰猛な笑みを見せ、首元めがけ拳を振りあげた。ようやく溜まりに溜まった怒りが吐き出せると喜びに満ちながら。
その瞬間、大好きな声が聞こえてきた。
「殺しちゃダメだあああああああああ!!」
間違えるはずもない大好きな主人の声に、ボタンは思わず笑ってしまった。
あぁ、ジュンは相変わらず優しいんだから……。こんな鼠、死んで当然なのに。でも、そんなジュンが好きなんだけどねっ。
獰猛な獣の笑みがミナセの声を聞いた瞬間、慈愛に満ちた微笑みになり、鼠の命を絶とうとしていた拳は威力を弱め、ゆっくりとその首元に向かっていった。きちんと手加減できていたのだろう、首を飛ばすつもりで振り上げた拳は胴体と繋がったまま、呆けた鼠はゆっくりを瞳を閉じ床に倒れっていった。その胸はきちんと上下しているのでミナセの願いはきちんと叶ったのだった。
周りを見ると他の3人も同じだった様で、足元に倒れる鼠の命は誰一人、失っていなかった。
グランダーレ公爵が怒鳴ってから全てが一瞬の出来事だった。
勢い良く飛び出して行った猫達を見て思わず叫んでしまったが、どうやら最悪な結果にはならなかったらしい。護衛が可哀想と思うほどミナセは完璧に善良な人ではない。止めた理由は自分の為に猫達が、家族が人を殺す事をして欲しくなかったのだ。すぐ剣を抜かれる様なこんな世界に来て甘い考えだとは思っているが、まだ吹っ切れるにはこの世界にハマってはいなかった。
「良かった。本当に良かった……」
ほっと胸をなでおろしながらミナセは床に膝をついた。隣にいた男も同じ様に膝をついたが、それは安堵よりも恐怖からくるものだった。
「すみません。つい頭に血が登ってしまいました……」
「いいんだ、コア達は俺を守ろうとしてくれたんだから。でも、もうこんな心配はさせないでね」
急いで走って来たコアは尻尾がついてたらダランと下に下がってしまいそうなくらい、項垂れてしょんぼりしていたがミナセが頭をよしよしするとパッ! っと笑顔になり、すぐ真っ赤になった。その姿に癒されながらミナセはグランダーレ公爵に向き直った。
「さてと、ちょっとゴタつきましたが公爵様お話し合いの続きをしましょうか」
少し暴力沙汰になってしまったが、先にしかけたのはグランダーレ公爵だ。こんなものは許容範囲だろうと思い、なるべく穏やかに聞こえる様に話しかけた。
「ヒッ、ヒィィィィィ! こ、殺さないでくれ……。何でも言う事を聞くからその化け物達を私に近づけないでくれっ」
あれ、ビックリするぐらいしょぼくれ豚になってる。さっきまでの高慢な態度はどこへいったんだか。1人じゃほんと何もできないんだなぁ……。ぼっちプロの俺を見習えってんだっ。1人だってやろうと思えば何でもできるんだぞ。って言っても俺も猫達に助けられてばっかで何もしてないんだけどね……あ、ちょっと泣きそう。
また、恒例の自虐ダメージを今回は2コンボで負ってしまった。この世界にきてミナセに1番ダメージをあたえているのは、ミナセ自身である事は間違いない。
「じゃあ、二度と我々にちょっかいを出さないと誓ってもらえますか? 約束して頂けるならこの事は口外しないと、こちらも誓いますので」
「も、もちろんだっ。こんな恐ろしい怪物に飼われてる猫なんぞ、二度と欲しくない!」
「……なら、それでお願いします」
こんな状況でもスムーズに苛立たせる言葉がでるという事は、これがグランダーレ公爵の本質なのだろう。そう思いミナセはささくれだった心を落ち着かせ、この場を収める事にした。
「まったまったー。じゅんちゃーん、甘い甘いー。こんなんじゃ絶対また何かやらかすよー。ねぇねぇ豚さん、もうやらないって言ってるけどそれ本当ー? どうせ今度は寝込みでも襲ってこようとするんじゃなーい? まぁ、そんな事ぐらいじゃ僕達はやられないけどー……そうだ、反省してるならお金ちょーだいっ」
満面の笑みで何を言い出すかと思ったら、そんなお小遣い貰うようなノリで何やってるんですか、カツアゲですよチュータローさん。
「も、もちろんだっ。冒険者に払うはずだった分をお前達に全て渡すっ」
「え、ありがとーっ。全財産くれるなんて豚さんは、いい豚さんだったんだねー!」
「「え?」」
グランダーレ公爵とミナセの声が綺麗にハモった。聞き間違えでなければチュータローは今、全財産と言った様に聞こえた。確認する様にミナセはチュータローを見つめるが、それでも満面の笑みを崩さずチュータローは続けた。
「だってー、この事周りに言われると困るんでしょー? それに、お金なかったらもうこんな依頼できないもんねー。まぁ……払わないなら、またやるって事で理解するけどいいー?」
無一文になる恐怖なのか、チュータローの笑顔への恐怖なのかグランダーレ公爵は顔を真っ青にし、コクリを頭を縦に振った。茹で豚から冷凍豚まで1日でこんなにも顔色が変わるとは、当の本人も予想していなかっただろう。
映画観てた時、画面によく飛びついてたけど、あれじゃれてるんじゃなくて気に入ってたのかな。俺、元の世界に戻ったら任侠ものの映画観るのやめよう……。
グランダーレ公爵はお金を纏めるといって先に馬車で屋敷に戻っていった。流石にミナセ達と一緒だと、今回の事を隠す意味がなくなってしまうので、後から歩いて言われた屋敷に向かって歩いていた。自分達には馬車はないのかとチュータローは愚痴りグランダーレ公爵は、また顔を青くしながら準備をしようとしていたが、ミナセはそれを断った。猫達とゆっくり話したい事もあったし、何より青を通り越して白くなったグランダーレ公爵を見てなんだか可哀想になってしまったのだ。
グランダーレ公爵の屋敷はさすが公爵というだけあって、王都の中心部にあると言われた。歩きでは少し遠い距離なのだが、グランダーレ公爵も準備があるだろうと思いのんびりと話しをしながら向かって行った。
説明を受けてはいたがグランダーレ公爵の屋敷は実に派手だった。金色に輝く屋根に、庭には裸婦像がたくさん置かれていた。これが1体だけなら様になっていただろうが、どう見ても数が多い。金色に輝く屋敷と合わせて非常に下品に見えた。こういったセンスのなさも他の貴族から嫌われる理由なのだろう。
どうすればいいのか門の前で迷っていると、門番の1人が屋敷に入り執事らしき従者が出てきた。慌てた様子でミナセ達を出迎えると案内された部屋で、待ってる様に言われた。
「ま、待たせたなっ。とりあえず今、渡せる分だけ持ってきた……。全部となると色々と面倒な事があって、すぐには用意できん。け、決して逃げようとか思ってないからなっ! ちゃんと用意するから……」
あ、ちょっと高慢ちきな態度が戻ってきてる。でも、完全に戻すまでの度胸はないのか。そんな恐怖に満ちた目で見られると何か申し訳なくなってくるな……。
「あ、あのですね。今後、一切手を出さないと約束してくれれば俺は全財産取ろうとか思ってないので。てか、このお金も何か受け取るの悪いかなぁ、と……」
そうミナセはグランダーレ公爵から全財産を受け取る気はなかったのだ。この事は屋敷に向かう道中に猫達に話している。チュータローは不満気な声をあげたが、特に否定する訳でもなくミナセの決定に従ってくれた。
「ほ、ほんとか! …………じゃあ……あ、いや、だが、今用意した金は受け取ってくれ。約束も守るからこれ以上私に関わらないでくれ。頼む……もう私の前に現れないでくれぇ……」
おいおい、何で俺達が無理矢理来てる設定なんだよ。嫌がる相手を追いかける積極性は俺にはないぞ! まぁ、今あるお金は貰った方が安心するみたいだし、いい人感だしたけどお金なくて不安だったし……。ありがたく貰いますよっ。
「じゃあそのお金は受け取ります。えっと、あんまり悪い事はしないで下さいね?」
こうしてミナセ達はグランダーレ公爵から10プラチナ、日本円にして10億円貰ったのだった。すぐにこの金額が渡せるあたりさすが公爵様といった所だろうか。
貴族の資産の相場なんて知らないし、これだけ出してどれぐらいのダメージを公爵が負うか分からないけど、これだけあれば当分……ってか死ぬまで生活できそうだし何でもいっか。それにしても公爵はお金にがめつそうに見えたし、貴族ってプライド高いイメージだったけど、そうでもないのかな?
本当は貴族というものはプライドのてっぺんが見えないぐらい高いものだし、グランダーレ公爵は非常にケチな男だった。だが、グランダーレ公爵が用意したお金を戻そうとした時にミナセに見えない位置で、4人が特大の魔法を用意していたのをミナセは知るよしもなかった。
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