第7話 古代文明と少女
セルマさんが木板に書いた文字は俺をドン底にまで落としこんだ、なぜならそれは……
「私達は天空人と言う言葉をこう発音している」
(アヌンナキ)
「嘘、、だ、ろ⁉」
目の前が真っ白になった、アヌンナキって言えば、、、
シュメール文明の粘土版にあった、天空より舞い降りた人々、つまり神様宇宙人説が出来た代表格みたいな存在だ。
そしてこの世界の人間はシュメール語を話している事になる、このシュメール語は日本語と良く似ているのが有名だ、日本語の文法は世界的に見ても単一で他の国との類似点が少ないが、このシュメール語だけはそっくりらしい、そして言語も実はひじょうに似ていた。
代表的な例を上げれば、ミカド、シュメール語ではミガッド……
古事記も実はシュメール語で大半がそのまま読めるそうだ。
そして伝説が正しければ、洪水を起こしたのは、、、
ーーーーーー
俺は夜空を見上げボーッと星ぼしを見つめていた、この世界に徹底的な破壊をもたらす存在、それがアヌンナキ、シュメール語では天空より訪れし者を意味する言葉だ。
つまりアヌンナキとは現代人だった事になる。
「天空人様……」
レイラが少し離れた所で立っていた
「レイラか、どうした?ってお前泣いてんのか‼
ちょっと待て、いくら俺の言葉使いが悪くてもそんな……」
「ごめんなさい……私天空人様がどんな状況なのか何も考えなしに……」
「はぁ?お前何言って」
「お父さんにさっき怒られました、、、」
「何故に?」
「軽い気持ちで天空人様の世界の事を教えてくださいねって……お父さんに天空人様の世界の人々は100年位の寿命しかないって、、、天空人様が
仮に故郷に帰れたとしてもその時には」
「あぁ……その事かよ、、、……まぁ、浦島太郎だろうな……」
「え?ウラシ?…その……」
「あぁいい、解る訳無いな、つまり時間が経ちすぎていて最早別世界になってたって意味」
「はい、天空人様のお父さんやお母さんも、、」
「まぁ、死んでるだろうな‼」
その一言でレイラのはりつめていた表情が完全に崩れてしまった。
「うっ、、、うぇぇぇ〰」
「泣くな‼」
「ひっ‼」
「そんな気にしてねーよ!この世界に来た時には薄々そんな事も考えてたさ」
『違うんだよレイラ、俺はそんな事で落ち込んでるんじゃねー‼いや、全く気にしてない訳じゃねーが、、そりゃ俺だって出来れば帰りたいが、、もし帰れば俺の長い友達は…いやいやそんな事はどうでもいい……』
「まぁとにかくお前が考えている様な事で俺は元気がない訳じゃない、女の子は笑顔が一番だ、せっかく俺はレイラは可愛いなと思ってたのに、そんな顔してたら思えなくなっちまうなー」
現金にもレイラの表情は一気に薔薇色になったようだ……
「本当ですか?天空人様はレイラを……」
「健だ‼俺の事を天空人と
呼ぶな」
「あっ!ハイ、では健様、とお呼びすれば……」
「様もいらねーな」
「それは無理です……」
「まぁ天空人と呼ばなきゃいいか……
さっき俺のいた世界の事を聞きたいって言ってたな?どんな事が聞きたい」
「いえ、それはやっぱりいいです、それより健様はどんな女性が好みですか?」
何?もしかしてこのス、ス、スチュエーションは?……
『そりゃレイラが今履いているベージュのパンスト……って俺は何を考えてる、どう見てもこの子は11.2才のガキじゃねーか、確かに俺はロリータから熟女までいけるオールラウンダーだが……ちくしょう、息子が反応してきやがった、』
頭の中に響く魔の囁き、(行け健、この子は確実にお前に好意を抱いているぞ‼ここは日本じゃない、淫行なんて罪は無いんだ、余裕ブッチだ!久しぶりに息子に栄養補給が出来るんだぞ‼しかも間違いなくこの子はバージンだぞ、だぞーだぞーぞー)
「も…勿論レイラみたいな可愛い女の子だよ‼」
フッ‼キラーン
「本当ですか‼」
『グホッ‼顔真赤じゃねーか、しかもモジモジしてやがる』
健は思った、、これは行ける、久しぶりにバズーカの発射用意だ‼エネルギー充填200%
波動砲発射10秒前
淫行?なんぞそれ?そんな言葉この世界には無いぜ‼
「じゃぁレイラを健様の妻に迎えて下さいって言ったら貰ってくださいますか?」
波動砲緊急停止!エネルギーの緊急補完体制に移行!
「も……もう少し大きくなってからにしようね‼」
「そんなーレイラはもう200歳です、十分大人ですよ‼」
「なぬぅぅぅぅぅ?」
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