第8話:イク~

「病院、行く~?」

《イク~》って言葉が色っぽい。

何かを連想させるフレーズだ。


「いえ、大丈夫ですって・・・、

少しだけ休んでいれば・・・」


「そ、別に、ずっと休んでても

構わないンだけど~・・・」

キス寸前まで、オレの顔に近づけて

きた。


「あ・・・」オレは、思わず後ろへ

のけ反り、距離を取った。


「じゃ、休んでて・・・」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る