もしも

 もしも...もしかしたら...そんなことを考えてる思ってる僕の目を覚まさしてよ。

 

 僕と彼女が一緒に話すようになって三ヶ月がたった。授業を抜け出す理由を聞くと勉強が嫌いだからと言われた。僕も一週間に一回は抜け出して二人屋上で話していた。

 放課後もたまに一緒に話したり、遊びに行ったりした。

 僕の知らないしようと思わないことを彼女は教えてくれた。良く言えば元気で天真爛漫。悪く言えば協調性が無い自己中。

 でも僕は彼女のおかげで今まで『いつも』が付いてた人生が壊れてとても楽しかった。

 毎日を楽しくおかしくを笑顔でくれる彼女が僕は好きだった。彼女に出会えたことを僕は感謝しただろう


 僕も彼女に何か返せてるだろうか。彼女は僕と居て楽しいだろうか。

 願わくば純粋に今を楽しんでる彼女を少しは皆が見てくれたら独りぼっちじゃなくなるのに...何て考えたら彼女は怒るんだろう


 もしも....もしかしたら...僕が彼女に思ってることが伝わればいいのに、何て考えてる僕の目を覚まさしてよ


 

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