冒険日記
「リーダー!起きてください!」
「もうリーダー囮にして逃げようぜ」
「バカなこと言わないで、起こすの手伝ってください」
「はーい」
男と女の声がする。俺を起こす声、一体誰なんだ。俺はゆっくりと目を開ける。
「あ!リーダーやっとですか」
「ちょ、敵目の前まで来てるぞ」
俺は何が起こってるのか理解出来ずに周りを確認する。
「ここは?」
「寝ぼけてるんですか?早く覚ましてください。敵前方来ます!」
男女二人が前から来る化け物に攻撃をしかけにいった。敵が強いのか守るので精一杯でこちらが不利になっていった。俺はどうすればいいのか分からず、起きたばかりの頭を働かせる。
段々と記憶が戻ってくる。そうだ俺は冒険中に眠ってしまったのか、こんな森で寝るなんて
思い出した俺は敵の方に駆け出していた。
「やっとか、待ちわびたぜ」
「早く一掃しましょう」
と俺が来るなり二人は活気が上がった。
俺たち三人は朝が来るまで化け物の退治していた。
俺たちは息が切れて声も出なかった。
俺は疲れたせいか地面に倒れて意識が失った
「ちょ、待ってこれ前と同じパターン」
「リーダー!街まで起きてください!」
二人が必死に起こそうとするが俺はそんな声も届かなく目を閉じた。
ハッ、目を開ける。周りを見てもいつもと変わらない俺の部屋。
あれは、夢だったのか?やけにリアルな夢だった。
漫画やゲームの主人公はあんな感じなのかな
「おきなさーい」、と下からお母さんの声が聞こえてくる。俺は「はーい」と言って下に降りた。
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