TS娘が親友♀をその気にさせて遊んでいたら、美味しく頂かれたお話

totto

第1話

 「…スキ」



 放課後の物静かな教室に、少女の呟きがしとやかに浸透する。

 茶色い癖のある髪の毛を靡かせて、いつも明るく元気に振舞う姿とは裏腹に、もの哀しげ表情を浮かべて並べられた椅子の上に俯いて座っている。

 手にはスマートフォンが握られており、写真が映し出されている。

 それは、慌てふためく自分に、黒髪ロングの自分よりも少し小さな女の子が笑顔で抱きついている自撮り写真だった。



 「大好き……だよ」



 そう呟く少女の頬は微かに赤みを帯び、瞳が潤んでおり、一目で恋する乙女の顔だと直ぐ分かるだろう。


 そんな乙女事情の一幕を覗く不埒な人影が1つ。

 幼馴染であり親友である彼女を、誰もいない廊下からこっそりと覗いてニヤニヤしている変態。 そう私だ。

 なんで見ている写真が判るかだって?

 この前、私が強引にくっ付いて撮ったモノを彼女に送りつけたのだ。 きっと今頃は、抱きつかれた時の体温や胸の柔らかさを思い出しているに違いない。


 

 「……ましろぉ」



 切なそうに私の名前を口にする親友エリナ。 彼女の姿に、心とお腹のあたりがキュンキュンしてしまう。 ハァハァ。

 性格がねじ曲がっている? それも、さもありなん。 なにせ心のあり方から歪んでいるのだから。


 転生という言葉はご存知だろうか? 輪廻転生。 死んだ魂が生まれ変わり新たに生を受けることだ。

 私は死に、もう一度生を受けた。 男性として死に、女性として。

 女として生まれてからも、ずっと男としての記憶を引き継いでおり、男と恋愛?結婚?真っ平御免だ。 それなら、可愛い女の子と百合の花を咲かせていたほうが良い。 むしろ、可愛い女の子とイチャコラしたい。




 そんな私が真っ当な恋愛が出来るはずもなく、する気もなく、一人の少女の恋愛感情を弄んでいる。

 我ながら最低だと思うが、一度始めたコレは止めることが出来ない。

 当時、幼いながらも可愛らしい私に、親は競うように可愛い格好をさせてきた。 まだ女として日が浅く、したくもない慣れない格好をさせ続けられている所為でフラストレーションが溜まり、やり場のない気持ちを持て余していた。

 そんな時、保育園で出会った、天使のような可愛さで天真爛漫なエリナに惹かれた私は、将来美人になること間違いなしな彼女が私を好きになってくれたら嬉しいなと思い、フラストレーションを発散するかの様に私への好意をすり込む様になっていった。

 服装や言動、持てるもの全てを使って。

 

 それから、いくつもの年を重ねて、彼女からの友情が好意に変わった事を感じ取った。 伊達に転生している訳ではない。 幼い少女の恋心ぐらい丸分かりだ。

 


 「ましろ。 あのね、わたし……ましろのことが大好きなの!」



 と最初の頃に一度だけ、告白されたことがある。

 しかしこの時、親友としての地位を確立していた私はワザと気がつかないフリをしてみた。 



 「うん、わたしもエリナがとして大好きだよ♪」



 この時、こう答えた瞬間の、少し切なそうなエリナの姿が脳裏に焼き付いて離れなかった。


 それから直ぐに、心も体も成長していくエリナは、周囲の少女達が恋の話に花を咲かせる様になると、自分の恋心が普通ではないと自覚し始めると悶々とした、切なそうな表情を見せるようになった。

  その表情がとても可愛らしく、愛らしくて、私の心を揺さぶるその表情は、見ていると更に見たくなってしまうのだ。 元から、打てば響く、そんな性格をしているので私に良く弄られていたが、それが決定打となり私はある事を思った。



 “悶々とした、その切なそうな表情をもっと、もっと見ていたい”



 私だけに見せてくれる、私だけの表情。 私だけを想ってくれる、私だけの可愛いエリナ。




 教室では、こんな歪んでいる人間に見つめられているとは露知らずに、未だに写真を見つめ続けているエリナ。


 そもそも何故、彼女が教室に居るのかと言うと、委員会の仕事で帰りが遅い私と一緒に帰る為に待っていてくれているのだ。 まったくもってイジラシイ限りだ。

 私はそっと音を立てずに教室に入り、後ろから近づく。 そ~~~っと。

 想いにふけっている彼女は私に気が付く素振りすらない。 これはチャンス。



 「スキ……って言って」



 まるで夢の中に居る様に、呟き続けるエリナ。 そんな彼女の後ろに立ち、そっと―――――



 「す き だ よ♡」


 「ほぁあぁぁあああああっっっっ!?!?!?!?」


 ッドッタンガッタン!!!



 ワザと後ろから耳元で囁いてあげると、飛び上がり座っていた椅子と目の前の机を倒しながら床に転がり落ちた。



 「なっなっなっ~~~~~~~~~!?」



 エリナは顔を熟れたトマトの様に真っ赤に染めて慌てふためいている。



 「大丈夫エリナ? 驚かせちゃってごめんね」



 もちろんワザとだ。 だって、その顔が見たかったから。



 「まさか、エリナに好きな人が居たなんて気がつかなかったよ。 あ! 聞いちゃまずかった? ごめんね?」



 わざとらしくない様に、両手を合わせて謝ってみせる。



 「あっあっえ、あっ~~~~~~~~!!!!」



 未だに、意識が再起動できていないエリナの前に、膝を立ててしゃがみ込んで手を振ると、ブカブカの袖も一緒に揺れる。



 「お~~~~い、エリナさ~~~ん?」



 成長期だからと、背が伸びる事を期待して買った長袖のYシャツからちょこんと出ている手をブラブラさせる。 Yシャツの袖は、未だ手の甲を隠すほど余っている所為で、萌え袖の様になってしまっている。

 手を振る私を見つめるエリナの目線は、手ではなくて更に下へ行っていた。

 しゃがみ、少し足を開いている所為で見える白い三角地帯。 私の白いパンツに熱い視線を向けていた。



 “どう? 嬉しいでしょ?”



 好きな子のパンチラサービスショットだ。 脳裏へ、存分に焼き付けてくれ。



 「えい」


 っべし!



 しかし、サービスタイムはここで終了。 いつまでも目を離さないエリナの額へ、手の平を縦にして振り下ろす。



 「いった~~~~い!」



 ようやく我に帰ったエリナが抗議する様に悲鳴を上げるが、それを無視して立ち上がる。



 「ほらエリナ、(エリナを眺めていたら)遅くなっちゃったから早く帰ろ?」



 ()の中はもちろん心の声だ。

 本当はもっと早くに委員会が終わっていたのだが、可愛らしいエリナを見ていたら、それなりの時間が過ぎてしまった。



 「そっそうだね、帰ろっか」



 机と椅子を戻しながら立ち上がるエリナ。 エリナが私のパンツを凝視していたことに、私自身が気が付いてないと思い安心している様なので、不意打ちを仕掛けることにした。

 私もカバンを持ってきてエリナに近づき、またもや耳元で囁く。



 「エリナのえっち」


 「えっ、あの…その///」



 今度はバレたことによる恥ずかしさからか、また顔を赤く染め慌てるエリナ。



 「ほら、今日はうちで夕飯食べていくんでしょ? 先行っちゃうよー」


 「あ、ちょっ、待ってよ、ましろぉ!」



 と駆け出す私を一生懸命に追いかけるエリナ。

 やっぱりうちの親友は、弄ると大変可愛らしい。


 こうして、エリナを振り回すのが私の日常だった。


 






 2人で今日の出来事などに対して、あーだ、こーだと語りながら、私の手を握りたそうに手を彷徨わせている誰かさんの手を弄びながら私の家に帰宅。

 たまにだが、エリナとは手を繋いだりしている。 私だって好きな人と手ぐらい繋ぎたい。 しかし、それ以上に好きな人を弄りたいので今日は我慢して弄らせてもらう。

 エリナの両親は共働きで、エリナと仲良くなってからは帰りが遅くなるとご近所さんであるウチに、自分達が帰宅するまでエリナを寄越すようになった。


 今日もエリナの両親は帰りが遅くなるので、ウチでご飯を食べていくことになっている。

 夕飯までの時間は、2人で私の部屋で過ごすことが多いので、帰宅早々、私の部屋にエリナはやって来た。



 「あ、ましろ。 昨日私の家に置いていったコレ。 まったく、ましろは、たまに抜けているんだから」



 そう言ってエリナがカバンから出したのは、袋に包まれた私のブラジャー。



 「どうりで無いと思ったら、やっぱり忘れてたかぁ。 ごめんごめん」



 昨日は学校帰りに、軽く雨に降られて濡れ鼠になってしまったのだ。 私のウチよりも近いましろの家に避難して、タオルと傘を借りて帰った。

 その時、雨と汗でべと付くからと、それ程濡れていないブラジャーを脱ぎ、忘れてきたのだ。

 私は、袋に包まれていたブラジャーを取り出し―――――



 「あ、洗濯してくれたんだ、ありがとう! くんくん、あれ? 少しエリナの匂いがする?」



 対して濡れてもいないので洗う必要がないブラジャー。 私は敢えて匂いを嗅いで揺さぶってみる。 残念ながら、本当はエリナの匂いはしない。



 「へっ!? そっそうかなぁ…きっとうちの洗剤を使ったからそう思うんだよ!!」



 分かりやすく、顔を赤くして動揺するましろ。 

 一体これで、ナニをしたんだろうねェ? 十中八九だろうけど。

 私は、慌てふためくエリナを見つめながら昨日の事を思い浮かべる。











 脱衣所で、濡れた体を拭くために、目の前で、唐突に制服を脱ぎ始めた私に動揺するエリナ。

 タオルで軽く拭く程度なので、本当は脱ぐ必要はない。



 「どうしたの、エリナ? あ、このおっぱいが気になるぅ? 全く困っちゃうよね、背は伸びずにココだけは大きくなるんだから」


 「そっそそそそうだね。 まったく困っちゃうね!」



 さらに動揺し、頬が赤くなっていくましろを気にしないフリをして更にに続ける。



 「大きいと重たくて、たまに辛いんだよね」



 そう言って、私はブラジャーに包まれた大きめのソレを両手で持ち上げてみせた。



 「エリナ、持ってみる?(ゆっさゆっさ」



 プルンプルンと胸を揺らし、近づきながらエリナに問いかける。


 

 「けっ結構です!///」



 体ごと背けて、エリナは後ろを向いてしまうが、後ろ髪の隙間から覗く耳は赤く染まっていた。

 そんなウブな反応が可愛らしくて、私は更に追い打ちをかける。




 「ふっふ~~ん。 本当にいいのぉ~~~?」


 ムニムニムニッ



 意地悪く後ろから抱きついて、彼女の背中に胸を押し付けていると、大きく育ったソレは私とエリナの間で大きく形を変えている。



 「え、あ、その、あの………」



 抱きついている所為で、彼女の心臓がドクンッドクンッと激しく鼓動しているのが良く分かる。 私自身は既に自分の体になれてきたが。

 こうやってエリナにグニグニと押し付けているとブラの中で胸の頂点が少し擦れて、まるでエリナの背中を使ってているみたいだ。




 「…じゃっじゃあ!!!」


 「なーーーんちゃって。 冗談だよ。 じょ う だ ん♪」


 「………へぇ?」



 勇気を振り絞ってエリナが言葉を言いかけた瞬間、体を離して冗談を装う私。 

 


 「えへへ~。 ドキドキした?」



 可愛らしく笑って問いかける私に、肩透かしを喰らい少し悔いるような表情をするエリナ。



 「……うん、した…」


 「そっか、そかそか。 ニヒヒ、私の体も捨てたもんじゃないね♪」



 軽いふざけあい、というていでその場の空気を流す。 流石にこれ以上やると爆発しかねないので、彼女の視線から逃れてイソイソと体を拭いて、、もう一度制服を着込む。

 先程ふざけた所為もあり、制服の上からピンク色のソレがツンッとしており、ノーブラであることが丸分かりだ。 エロエロだ。 ちょっとこれは、バレる訳には行かない。



 「それじゃあ、傘借りて行くね。 タオルありがとう! また明日ね~」



 そう言って、胸を隠しながらエリナの返事も聞かずに飛び出していった。

 きっとエリナはこのあと、私が残していったブラジャーを使って、行き場のない思いを爆発させるのだろう。

 これでまた1つ、彼女を弄るネタができる。 かくいう私も、帰ってから発散させたが。











 そして、この使用済み(意味深)であろうのブラジャーを嗅がれて、狼狽えている親友が可愛くてしょうがない。



 「スゥ~~~~~。 えへへへ、ってことはこれを着ければエリナとお揃いってことだね♪」



 少しはにかんで頬を赤らめるように笑う。



 「うっ!?…かっかわいい(ボソ」



 と胸を押さえて何を呟いているのか分からないけれど、可愛いだの何だのと言っているに違いないだろう。 伊達に10年以上一緒に過ごしてきた仲ではない。 生理の周期だって分かっている。

 1人でドキドキしているエリナを一旦放置して、敢えて目の前で制服から私服へ着替える。



 「ん~しょ」


 「………」



 着替える私を一心不乱に目に焼き付けているエリナ。

 白くきめ細かい肌はあまり贅肉ぜいにくが付いておらず華奢であるが胸だけは大きく育っており、白い下着はその容姿を更に神秘的に魅せて、それらを引き立たせる様に腰まで伸びたあでやかな黒髪はより一層可憐さを引き立たせ、男の目の前でこの様な女の子が着替えているならば、即座に襲いたくなるであろうと自負している。 

 制服を脱ぎ終われば、微かに聞こえる生唾を飲み込む音。 顔がニヤけるのを我慢し、タンスから私服を取り出し身に付ける。

 ダボっとした肩出しルックのTシャツにハーフパンツ。 パッと見たらTシャツ一枚に見えるぐらいまでTシャツの丈が長い。

 元が男なので、人前でもある程度ラフな格好していても気にしないが、可愛い女の子を演じる為に、もうその様な事はしないがエリナに対しては敢えてこの様な格好をして煽っている。

 よって、好きな子が無防備な格好をしていれば、気になってしまうのが人のさが



 「………(チラ」



 床に敷いたカーペットの上に置いてある机に、クッションをお尻の下に挟み向かい合いで座る私とエリナ。

 机の上に肘を付いて前かがみになってスマートフォンを弄るフリをして、大胆にさらけ出されている胸元をチラ見しているエリナの様子を楽しんで居る。

 背丈が小さいこともあり、前かがみになると机の上に大きく育った胸が乗っかり谷間を強調される。

 襟から露出する首から肩までのライン。 そして無防備に晒し出されるブラの紐に谷間。

 女になってから、この様なラフな格好をすると男共のイヤラシイ目線が突き刺さってしょうがないので、家に居る時ぐらいしかこんな格好は出来ない。 エリナがいなければする気もないけど。


 スマートフォンに目を向けている風に見せながら、エリナに話しかける。



 「(チラッ」


 「ねぇ~エリナ」


 「どうしたの?(チラッ」



 どうやらチラ見がバレていると思っていない様子。 まったく、スケベさんだな。



 「お腹空いたねぇ」


 「そうだね(チラチラッ」


 「何か食べたいねぇ」


 「そうだね、食べたいね(ジーーーー」



 そんなに熱い視線を注いで、一体ナニを食べたいのやら。

 こんな感じでエリナと、取り留めの無い会話をしながら時間を潰していると―――――

 



 『ましろーーーーー、エリナちゃーーーーん。 ご飯よーーーーー』



 部屋のドアの向こうから、お母さんからご飯のお呼ばれ。



 「はーーーーーい!」


 「あっ」



 返事をしながら立ち上がると、惜しそうな表情を浮かべる幼馴染。



 「ほらエリナ。 座ってないで行くよ」



 未だにアホ面晒しているエリナの手を引っ張り上げる。 そんなに繋いだ手をニギニギしてないで、行くよ? いくら見ていても、この胸は食べさせてあげない。






 夕飯を食べ終わる頃、エリナの両親から連絡が来た。



 「エリナちゃん、どうやらエリナちゃんのお父さん達まだ遅くなるみたいだから、今日は泊まっていっちゃいなさい」


 「そうなんですか。 それじゃあ、お言葉に甘えて泊まっていきます♪」



 とエリナがウチに泊まっていくことになった。 ついでにウチの父親も、帰りが遅くなるようだ。

 これは珍しいことではなく、週末や、今回のようにエリナの両親が更に遅くなったりする時はウチに泊まっていく事があるので、エリナの着替えがウチには置いてあったりする。

 それに今日は金曜日だから、学校の心配をしないで遅くまで一緒に遊んでいられるから嬉しそうだ。


 そうだ、それなら―――――



 「ねぇエリナ、久しぶりに一緒にお風呂に入ろうか?」


 「え? 一緒に?」



 驚いたエリナが聞き返してくる。



 「うん、一緒にお風呂。 いやだった?」


 「いいえまったく! むしろよろしくお願いします!!」


 「ふふふふ、どうしたの敬語で? じゃあ入ろっか」


 「はい!!!」



 顔を赤くして、一生懸命に返事をするエリナに笑ってしまう。

 ここで、実は嘘だよって言ったらどんな顔をするだろうか。 言ってみたいが、ここまで一生懸命なエリナに言ったら、確実にブーたれてしまうから言わないでおこう。

 小さい頃はよく一緒に入っていたが、最近は入らなくなった。

 ウチのお風呂が大きいといっても、成長した体では少し狭い。 そして何よりも、エリナにお預けさせる為だ。

 少しずつ、少しずつ、焦らし方を、挑発の仕方を大胆にしていっている。 今回のお風呂もその一環だ。 さて、久しぶりのお風呂で、どこまで耐えられるか楽しみだ。












 私が僅かに体を動かすと、お湯の波打つ音が静かな風呂場に反響する。

 先程から私もエリナも喋らずに、じっとしているからだ。



 「ね…ねぇましろさん……」


 「んん~~~?」



 そんな私にぎこちない言葉で問いかけるエリナ。



 「なんで…わた、私に…くっ付いているのかな?」



 髪の毛が頭の上で纏まっている所為で、エリナが喋る度に吐息が首筋にあたる。

 エリナと触れ合う私の背中からは、ドックンドックンと少し早いリズムを刻む心音が伝わって来る。



 「昔は良く、一緒にお風呂へ入った時やってたじゃん」


 「たっ確かにしてたけどさ……」


 「久しぶりに一緒に入ったら、懐かしくてやりたくなっちゃった」



 体をずらして後ろに居るエリナに、にししっと小さい子供の様に笑いかける。

 そして、その無邪気さのまま問いかける私。 もちろん嘘だ。

 


 「エリナは嫌だった?」


 「そんなことないです! 私も嬉しいですハイ!!」



 と前のめりになる勢いで言い返すエリナ。 お陰で、少し離した体がまた密着する。



 「う~~~ん♪ エリナのお肌スベスベぇ!」



 そう言うと私は更にエリナの肌に触れていく。 珠のような肌はお湯で更にスベスベしており、程よい肉付きはやみ付きになりそうだ。

 そして何といっても、一緒にお風呂へ入らなくなってから見ることが無くなったエリナの裸。

 エリナが体を洗う所をしっかりと目に焼き付けて視姦していたが、間近でみると艶めかしさは抜群。 ウエストも引き締まっており、出るところは出ていてプロポーションも抜群!

 二の腕を触っている腕を更に動かし、その大きすぎず小さすぎず程よく育った胸に触れたくなる。

 特にその頂点に位置するピンク色の蕾に吸いつきたい。 そしたらきっと、いい声で鳴いてくれるに違いない。 むしろ激しくむしゃぶり付いて激しく攻め立て………



 「ましろ!? だっ大丈夫!?!?!?」



 突如エリナに呼ばれて我に返る。



 “ッハ!? 誘惑しようとしている私が、エリナの裸ハニートラップに引っかかってどうする!!!”



 それにしても、エリナは急にどうしたのだろうか。 とても慌てている様子だけど、何があったのだろう。



 「ましろ鼻血。 鼻血が出てるよ!」


 「えっ」



 自分の鼻の下を手の甲で擦り見てみると、真っ赤に染まっているではないか。

 どうやら、私から溢れ出す欲望がパージして鼻からドゥーンしてしまった様だ。 何を言っているのか私自身も分からない…とりあえず落ち着こう。



 「ごめんエリナ、のぼせちゃったみたい。 先に上がるね!」



 そう言ってソソクサとお風呂から出ることにした。

 これ以上一緒にいたら、私の両手が抑えきれなくなりそうだ。




 直ぐに体を拭いて、パジャマに着替えて、鼻にちぎったティッシュを差し込んだまま自室のベットに仰向けに倒れ込んだ。



 「はぁ~~~~」



 まさかここまで破壊力があったとは、思わぬ誤算だった。

 確かにエリナを煽って楽しんでいるが、実は我慢しているのはエリナだけでなく私もそうなのだ。

 むしろ、想いを寄せている年月は私の方が遥かに長く、溜め込んでいる想いは大きい。

 年々可愛く綺麗になっていくエリナに、何回ドキドキしたことやら。



 「エリナァ……」



 名前を呟くだけで、お風呂でのエリナの感触がフラッシュバックする。

 すると、いつものように体が疼いて疼いて仕方がなく、疼きを鎮めるべく自然と手が動きそうになる。 気が付けば、既に右手はパジャマを少しはだけさせてた。



 “抑えろ私。 今は、エリナが家に来ているのだ。 いつ出くわすか分からないのに、おっぱじめる訳には行かない”



 むしろ、気持ちを伝えてしまえば色々と楽になるだろう。 何せ、既に両思いなのだから。

 でも、それでも、この関係はめられない。 今も尚、エリナが湯船で私の事を想って、やり場のない感情を持て余している姿を思うだけで……。



 「……えりな…」



 さらに呟くと、私の心臓は張り裂けんばかりに鼓動を打つ。



 「ましろ」


 「・・・えっ」



 突如、まるで返事をするかの様にエリナの声で名を呼ばれ、ギョっとする私。

 声がした方を見れば、いつの間にか、ベットの傍に立って私を見下ろしているエリナの姿。

 見上げたエリナの顔は、今まで見たことがない程に切なそう表情をしており、両眼の端には涙が浮かんでいる。



 「エリナ…いつから?」



 何時からそこ居たの? そんな思いで問いかける。



 「ましろが、私の名前を呼んだ所から」



 ほぼ最初からじゃないか。

 いやしかし、まだバレてないはず。

 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、エリナが私に倒れ込んできた。



 「きゃっ!」


 「ねぇましろ…私、もう我慢できないよ」



 耳元で喋るエリナの息は、とても熱くて耳が蕩けそう。 頭の奥がジンジン痺れる。


 

 「えっエリナ。 ちょっと待って、どうしちゃったの?」


 「あんな風に、切なそうでエッチな表情を浮かべて私の名前を呼ぶましろを見せられたら、我慢なんて…出来るはずないよ!」


 「えっと、それはそのぉ……」



 どうやら私が気がつかないうちに、その様な表情をしていたらしい。 流石にこれは言い訳が出来ないぞ。



 「それに、あんな表情して私の名前を呼ぶって事はましろも私と同じだったってことだよね? という事は、アレはワザとやっていたの? ねぇどうなの?」


 「あの…その…えっと……」



 いつもと違い、強気で攻めてくるエリナにタジタジになる私。



 「ねぇ、もしかして私が初めて告白した時、はぐらかしたのもワザとでしょ? それで、私を散々挑発して、私の心を弄んで楽しんでいたんでしょ!」



 まるでマシンガントークの様に言い放つエリナ。 私はそんなエリナに気圧されて何も言えなくなる。

 顔や体だけでなく、言葉までにも熱を帯びている様だ。



 「散々ここまで焦らされたんだからいいよね? もう何も気にしなくていいよね? だからもう…我慢しなくても、いいよね?」


 「え、ちょ、おまっ!?」



 まぁ待て、話せば分かる! そう言う前に、私の口は瑞々しく柔らかい唇に塞がれた。


 

 「ん……!!!」



 上から押さえ込まれ、肩には手が置かれ、体ごと逃げれなくなった私は少し気が動転していたけれど、どうにか自由に動く手でエリナを押し返す。



 「あんっ///」



 どうやらエリナの胸を手で押してたようで、手の平にはプニっとした柔らかい感触が。 あ、これノーブラじゃん。 いかん、先程まで発情していた所為で、つい手が勝手にワキワキと動いて―――――



 「なんだ、ましろもその気になってくれたんだ……嬉しい!」


 「いや、これは―――――」



 元からその気はあったけれど、これは違う。 ちょっとした手違い男の性なのだ。



 「私も初めてだけど、優しくするね? さんざん焦らされた分、たっくさん…感じさせて あ げ る か ら ね♡」



 そう言って、妖艶に微笑む親友に美味しく食べられたのであった。





 この時、お母さんはお風呂に入っていたので聞かれることはなかった様だ。

 そして私は次の日、腰が抜けて更には体力も空っぽで動けない一方で、笑顔でお肌ツルツルにした元気なエリナの姿があったとさ。



 「これからは、もっと一杯、愛し合おうね……ましろ♡」


 「ヒィ!?」



 誰かたすけてーーーーー!!!!!!

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