「 蓮華の花守 - 晦冥と睡蓮 」(三)
「
「 わかりません……。 」と、
「 俺達は王族の居住棟の隣の棟に居るから…――― と、言っても、女性は立ち入り禁止なんだけど…… 」
離れた場所で、
「 そう!寄宿所だって近いのに、俺も今日から
「 ふ~ん。。。
「 何にしても、君等の部屋って男子禁制で
( ――― それなら大丈夫かな……? )
――― 未の上刻( 十三時過ぎ )―――
「 ああ、君か
「 !!! 」
女王の部屋には
「 こんにちは~ !
「 わぁ~!! ありがとうございます! 」
「
「 !? 」 ―――
( ――― この
「 白!
「
「 えぇっ!? ――― やだ!そうなの!?
「 ” 白 ” ですか ――― 残念ながら白色は無いので、貴女にはこちらを…… 」と、
「 ――― い…要りません……!! 」
片手は、
彼女の
「 ――― 甘い物はお嫌いかな? 」
「 遠慮しないでもらいなよ~
「 さっき、ちょうど
「 そうでしたね。私も
二人が何処か行く様子に、睡蓮は思わず ほっとして胸を撫で下ろしたのだが、彼女を見つめ続けていた花蓮女王は、歩みを進める事無く 微笑みを浮かべた ――― 。
「
女王は頼む様に
晦冥の手を取って、微笑みを浮かべて佇む彼女の申し出に
「 あの。。。でも、
「 そ…そうですよ!陛下、付き添いなら
見合い前の女王の身体を心配した
「 ねっ?良いでしょ?
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