「 蓮華の花守 - 好きな色 」(一)
―――――― 翌朝、辰の上刻( 七時 )
「 気を付けて行くのじゃぞ…! 」
「
つまり、
「 僕の事は気にしなくて良いから、二人共
「
――― " でも、また矢が飛んで来たら危ないな " と、
「 む…む…無理です!! 」
「
彼と仲間の鍵師達は、鍵を作る為に宮中へ下見に来てはいるが、全ての
中には、ただ指定された通りに作れば良い鍵もある ――― 。
「 まあ、何か気付いた事があれば 次に会う時に話せる範囲で話すよ ―――……鍵の構造以外の事はね。 」と、
「
「 ――― ロータス国の第三王子だったかな? 」と、余り興味無いので
「 そうですよ! ――― お名前は『 ライル 』様です。 」
「 あー…なるほど! ロータスね 」
「
( 七日間 ―――
七日間の内、最初の三日間は準備期間となる。
四日目にライル王子が到着する予定となっており、彼がリエン国を発つまでの残りの期間は客人として
「 女王さま、今日はこれからアタシ達と
―――
「 女王様は黒がお好きなのですね? 」 ――― と、女王の着替えを手伝いながら
「 色の話ですよ、陛下 ――― 因みに、
「 好きな色……? 」と、
「
「 え……? 私 ――― ? 」
( ??? ――― 青……も好きかな? ――― 桃も……? )と、自分の好きな色を頭の中で追究し始めた
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