過ぎて去る
信じていたものは
音もなく
その残骸すら残さないで
消えていく
「あなた」の笑顔も
「あなた」の言葉も
「あなた」との時間も
全部全部、
僕の手からすり抜けて
「あなた」がいない景色は
僕だけを置いて
みるみるうちに変わっていく
僕だけが
まだ
あの日の「明日」を探してる
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