第1-5話 君はもう伝説を見たか?

アケコンを渡されてからようやく落ち着きを取り戻した大吾は、それでも梓をそれとなく視界から外しつつテレビへと向き直った。

使うキャラは金髪のモヒカンサングラスで、ドッグタグを付けた人物。

服装はタンクトップに迷彩柄のズボンにゴテゴテしたブーツを履き、外での活動が多いのかうっすら日焼けをしている。


「このキャラはシュウ。軍人キャラでこのゲーム唯一のタメキャラよ」

「タメキャラ?」

「昨日コマンドを説明したでしょ? 波動コマンドや旋風コマンド、鳳昇コマンドって」


大吾が梓と出会ったゲーセンで、彼女に操作させられた時にやったものだ。

大吾は鳳昇コマンドは1度も成功しないで終わってしまった苦い思いしかしていないものでもある。


「タメはそのまま貯めること。まずはずっと下にレバーを入れて。ええ、しゃがんでもまだ。まだよ… そうしたらレバーを上に入れて、同時にキックボタンを押して」


大吾としては言われるがままにやったつもりだったが、シュウはその場でキックをしただけに終わってしまった。


「もう、早すぎよ大吾さん。もっと我慢してくれないとイけないわ」

「わざとらしいぐらいにコメントするなよ。何が早いんだ?」

「キックボタンを押すことがかな。上に入れたって感覚が出来たら、それと同時にボタンを押す、って感じ。矛盾してるけど感覚は順番通りの方が良いかな」

「そうかしら。私は上に入れるのと同時にキックボタンぐらいのつもりの方がミスがないと思うわ」


感覚の世界な為、コツは人それぞれ違う。

なので格ゲーのやり易さなどは繰り返して練習し、自分で感覚を掴まなければならない。

さらには格ゲーのタイトル毎にやり易いと感じるものややり難いと感じるものもある為、統一される前はこの格ゲーは出来てもこっちはあまり得意ではないといったプロも多かったぐらいだ。

だからこそ、合わないこと、苦手なこと、出来ないことはやらないでそれに変わる代案を探すのも一つの手でもある。

コマンドが苦手ならばコマンドを使わないキャラをやれば良い、と言うのも1つの選択肢なのだ。


「これも合わない時は、コマンド練習するしか無いけどね」

「この貯めるのは何秒ぐらいなの?」

「だいたい50フレームだったかしら」

「ずっと50だよシュウは。オレにはタメを待つのが出来なくて諦めたけど、調べたことはある」

「ふ、フレーム?」

「格ゲーにおける時間のことなんだけど、大雑把に60フレームで1秒。だから約0.8秒って所かしらね」

「硬直とは何か違うの?」

「意味合いは殆ど一緒よ。動けないことを表すのが硬直。動けない時間を表すのがフレーム。硬直の時に言ったけど細かく教えると時間かかるし大変だから取り敢えず気にしないで」


不思議がる大吾だったが、言われた通り気にしないで下にレバーを入れて再度チャレンジを始めた。

最初だからタップリ2秒以上貯めてから上にレバーを倒してKボタン。

今度はジャンプしてキックをしてしまった。

これはキックボタンを押すのが遅いことを意味している。

覇王に言われた感覚では遅れてしまうことが分かり、大吾は今度は梓の言う同時のつもりでやってみると、シュウはバク転をしながら蹴り上げる動作をした。


「あ、これ成功じゃないか?」

「ええ。ウィンターシュガーキックの成功よ」

「…え? ウィンターシュガー? これってサマーソルトってやつじゃないのか?」

「一般的にはこの動作はそう言うけど、道端ウォーでそう言う名称だから使わないみたいなんだよ。それでサマーソルトじゃなくてウィンターシュガー」


なんだその子供じみた理由は、と大吾は思ったが、それで世に出回っている以上とやかくは言えないと思って気にしないことにした。


「次に後ろタメよ。今度は前に倒したらパンチ」

「ウィンドウショットって言う、風の刃を飛ばす飛び道具だ。シュウはウィンターシュガーとウィンドウショットの2つが主軸になるから」


さっきのウィンターシュガーでタメでの技の出し方が理解できたのか、こちはら1回で成功をさせた。

肘打ちのようなモーションから風のブーメランのようなものが飛んでいく。

飛び道具と言っていたので出た時には確認を取らなくても大吾は出来たと理解ができた。


「最後に後ろタメのキックボタンだね」

「これは打撃投げ。当てたらロックして連続攻撃を確定してくれるからコンボの締めなんかにも役立つわ」

「ロック?」

「取り敢えずやってみて大吾さん」


訳もわからず試しにやると、キックボタンにも関わらずシュウは一歩踏み込んでバックナックルを繰り出した。

当たると敵キャラはシュウを背にしてしまい、そのままシュウがバックドロップを決めた。


「それはCQCと言う打撃投げよ。打撃投げは打撃がヒットすると投げに移行することよ。ロックはそのまま固定。カス当たりはしないってこと」

「カス当たりって?」

「例えば連続して3回攻撃が当たる技があるとする。けど、敵がジャンプした時に当たったから1回しか当たらなかった、みたいなのをカス当たりって言うんだ」

「本来の予定している攻撃の当たる回数よりも少ない、ってこと?」

「ええ。そう言うのはスマートにヒット数と言えた方が格ゲーやっている感じが出てカッコよくなるわよ大吾さん」


格好良さは要らないかなぁ、と流しつつ大吾は3つの技を復習して練習を始めた。

これならコマンドよりも出しやすく、苦手な大吾でも問題なく出せている。


「あ、それ斜め下のタメでも良いから」

「斜め下?」

「そう。後ろと下の間の斜め下。そこだと下と後ろの両方のタメが出来るから。待つときはそれも意識して良いかも」

「シュウの戦い方は基本待ち。だから斜め下でタメるのはデフォルトだと考えて差し支えないわ」


試してみると、確かに斜めでもウィンターシュガーキックもウィンドウショットもCQCも問題なく出せた。

が、大吾はそこまで確認してから梓の方を見て疑問を口にした。


「待ち、って言ってたけどどう言うこと?」

「戦い方よ。大きく分けると攻め、待ち、対応、逃げなんかがあるの」

「その中で待ちは、カッコ良く言えば後の先を取る戦い方かな」

「ずいぶんカッコ良く言うのね。嫌いじゃないけど。言葉通り相手が動いたところを突く、迎撃スタイルとでも言うのかしらね」

「でも相手も動かなかったら何にもできないんじゃないか」

「だからウィンドウショットを使ってジワジワ攻めたり、待ちだと思わせて攻めたりするの。後者は高度だから大吾さんにはまだ早いけれどね」


後の先を取る、と言われれば大吾でも想像はつく。

想像はつくが出来るかはまた別だし、やり方だって検討も付いていない。

相手が先に動いていたら危険なのではないか、と考えだってありえることだ。


「基本の戦い方はウィンドウショットでジワジワ遠距離攻撃をして、耐えきれずジャンプして飛び込んできたらウィンターシュガーキックで迎撃。他にも出来ることはあるけどこれをやってればとりあえずはっぽくなるし、良いよね木辛」

「そうね。後は崩されないように攻撃の属性とガードの種類を教えるぐらいかしらね」

「攻撃の属性… ガードのしゅるい…? 何言っているか全然分からないんだけどさ、取り敢えず休憩とかにしないか」


初めてやることな上に新しい知識を多く詰め込まれ、さらに画面を長時間見続けることが多くない大吾にとってはかなり疲れる作業であった。

それこそ若ければ苦でもないだろうし、自分で興味を持ったならば集中力が続くのだろうが、大吾は家に女の子2人がいる、というだけで緊張はしているし落ち着かないのだ。

それに梓はわざとらしい言葉にワザワザ密着をしてくる。

由貴を誘ってなかったらマズかったとさえ大吾は思っているぐらいだ。

しかし、そんな大吾の疲労や精神的困憊なんて考慮してくれない梓は


「ダメよ。最後までやりきらないとナデナデしてあげないわよ?」

「頭撫でられるのだけでそこまで頑張らないから、俺は」

「あら、頭だなんてまだ言ってないわよ。ああ、でも『頭』って漢字は使うわよ…ねぇ」


一瞬梓の視線が大吾のアケコンを、正確にはその下を見たかのように落ちた。

それに気付いてしまった大吾は、意識をしてしまい、アケコンを膝の上から降ろしにくくなってしまい、続行せざるを得なくなってしまった。

が、それを見越してなのか梓は悪戯っぽく妖艶な笑みを浮かべて


「でも休憩は大切よね。大吾さん、休憩している間、操作したいからアケコンを渡してくれるかしら」

「(か、確信犯…!? 恐ろしい子だよ本当に)い、いや、まだやろうかと思い直したから良いよ。いや、やるからレバーコントローラー取ろうとしないでって、ちょっ、辞めてって! 梓さん本当にダメだってば!!」


どうにか取られないようにアケコンを守りきった大吾だが、その反応から2人にはバレバレで、梓はそれはそれは楽しそうに邪悪で妖艶な笑みを携え、由貴は呆れた表情で見ていた。

その由貴がこれ以上話しが変な方向に行かないように気を利かして口を開いた。


「まずは攻撃の属性から。基本的に3種類あって、下段、上段、中段って言うんだ」

「一般的な意味合いと少し違うのは、上段と中段。立って攻撃するのは殆ど上段だけどジャンプ中の攻撃は中段なの」

「ジャンプ中の方が攻撃位置高そうなのに上段じゃなくて中段なのか。確かに混乱しそうだな」

「でも大切なのはその先。ガードは立ちガードのしゃがみガードの2種類。レバーを後ろに倒すか斜め後ろ下に倒すか、よ。そしてこのガードは防御できる攻撃が決まっているの」

「つまり、ずっと同じガードをしていれば良い、ってわけじゃないってこと?」

「あら、これはナデナデペロペロまでしてあげるべきかしらね」


まだからかいモードの梓にまるで獲物をロックオンした蛇のような睨みに一瞬怯んだ大吾だったが、横から由貴が話を戻すために口を出した。


「下段はしゃがみガードじゃないと守れない、中段は立ちガードじゃないと守れない。そして上段はどちらでも守れるんだ。基本的に立って攻撃するのは殆ど上段に割り振られてるから最初の一撃を下段か中段で揺さぶってコンボに持っていく感じだね」

「しゃがんでるか立ってるか見極めて攻撃するってこと?」

「とても難しいけど、上位になるにはそうなってくるわね。でも殆どは決め打ち、下段から攻撃してみよう、中段からやろう、って決めてとりあえず攻撃してヒットしたらコンボ、ガードだったらいかに安全に終えられるかに切り替えるの」


ゲームスピードによるが、早いゲームだと目紛しく攻防が入れ替わったり、一方的に永遠と攻撃が続いたりする。

そんなスピードであってもヒットしたか、ガードされたかの一瞬を判断して思考を切り替えながら戦う為、ある程度センスがあったとしても諦めてしまう人も多い。

因みにヒットしたかの判断要素はいくつかあり、視覚による目で見て当たったかどうか。

ヒットした場合、ヒットストップと呼ばれる一瞬だけ停止するものが発生するのでそれを目安にする。

ヒットの音かガードされた音かを聞き分ける。

視覚、感覚、聴覚を使うのが一般的である。


「初心者は決め打ちだけで取り敢えず良いんじゃない? 相手のレベルによるけど、同じように初心者同士だったらコンボできた方が勝率良いし」

「それよりシュウなら自分のガードを完璧にして後は迎撃の方が勝率良いわ。だから中段と下段についてのレクチャーが先よ」

「まあこのゲームはゲームスピードも速くないし、シュウのスタイルなら迎撃だけで喰っていくのもありっちゃありだもんね」


そう言うと梓は設定を全て戻した。

ライフは満タンになって赤く点滅しなくなり、ゲージもどっちも満タンの青色に変わっている。


「まずは中段を経験しましょうか。大吾さんはしゃがみガードをして。ええ、斜め後ろ下にレバーを入れるで正解よ。じゃ、そのままでいてね」


しゃがんだシュウは今にもバク転しながら蹴り上げる準備をしているかのような状態で、ジリジリ近寄るライガを待ち伏せた。

ライガが飛び上がって空中からしゃがんでいるシュウへと飛び蹴りで襲いかかると、シュウは呆気なく蹴られて少し仰け反り、ライフが減少した。


「次は立って。あ、画面端にいきましょうか。ああ、移動しなくて良いわ。左にスティックを倒しながらリセットすれば… ほら、左端からになるでしょ。はい、じゃ後ろにレバーを入れたままにして」


言われるがままにレバーを後ろに入れると、壁があるとはいえシュウは後ろに下がるかのような歩き方をし続けている。

また、ライガは少し距離をとった後にジャンプして飛び込み、空中から飛び蹴りで襲いかかってきた。

先ほどと同じ攻撃なのだが、先ほどと違ってシュウは蹴られてもガードした為に仰け反らず、ライフも減少しなかった。


「中段は立ちガード。分かったかしら」

「まあやってみたからね」

「そこで、えい!」


ライガはすかさずしゃがんで左足を出すようなキックをすると、シュウはそんな軽そうなキックを受けただけなのに大きめにのけぞった。


「こっちは下段。しゃがみガードじゃないと防げないわ」

「だいたい分かった。これで戦えるのか?」

「気が早いなぁ。これで済むんだったらオレはもう2万ポイントぐらい稼げちゃうよ」

「ええ、まだまだよ。次は… めくりを覚えましょうか。めくり、よ? スカートめくりのめくり」

「いや別に反応しないからそんな言葉じゃ」


ニマニマしていた梓だが若干呆れ顔の大吾を見て口を尖らせて分かりやすくスネた。

が、別段気にもしてないようで直ぐにいつもの表情に戻り、そしてまたイタズラっぽく笑みを携えた。


「大吾さん、ゲームをしましょう」

「いや、もうしてるけど…」

「こらからジャンプ攻撃をするから大吾さんはガードをして頂戴。出来なかったら… 今日お泊まりさせてもらうわ」

「は!? 何言い出してんの梓さん! 幾ら何でも男の1人暮らしの家に泊まる何て親御さんが心配するから!」

「大丈夫よ。大吾さんがガードをすれば良いんだもの」


色々と腑に落ちない大吾だったが、対応は教わったばかりだしと渋々承諾した。

立ち位置は大吾が操るシュウが壁際、梓が操るライガが追い詰めている状態のままでスタートさせた。

距離をライガが調整するかのように前後に動いた後、前ジャンプを行なった。

そのジャンプを見て、大吾はレバーを後ろに倒した。

これでガードが出来るはずだと安心していたが、結果は大吾の負け、即ちシュウが蹴られたと言うことだ。


「な、何で!?」

「それがめくり。木辛も人が悪いね」

「あら、教えるには嫌な思いをさせないと」

「取り敢えず何でか教えてくれよ」

「言うのは簡単だよ。攻撃、この場合はキックだね。そのキックの当たり判定、えーと、攻撃がヒットする間合いとでも言うのかな。それが発生した時、左右が入れ替わったんだよ」


由貴の説明に、大吾は何1つ理解が追いつかなかった。

左右が入れ替わる? ということはどういうことなのだろうかと首をひねると、そんな大吾を見ていた梓が愛おしそうに見ながら大吾の頬に右手を添えた。

突然触れられて驚いたせいで振り払ったのだが、梓はそれでも大吾を見つめることを辞めてなかった。


「な、なんだよ」

「例えば、大吾さんのシュウが攻撃した時、私のライガはどうやったら防御になるかしら」

「それは後ろにレバーを倒して、だろ?」

「じゃ、どっち?」


そう言ってGS4のコントローラーを見せる梓。

この場合、どっちとは十字キーの右と左を指すのは言われなくても大吾は分かっている。

分かっていながら少し考えたのだ。

自分は今まで何を持って前や後ろと言っていたのだろうか、と。

今はジャンプで飛越されたのでライガが壁際となり、殆どは密着してシュウが壁際に追い込んでいるような形になっている。

前に倒すと自分のキャラが前に歩き、後ろに倒すと後ろに下がる。

そこで大吾が気付いた。

さっきまでの前と後ろが逆になっていることに。


「操作が逆になってる!? ってことは、今は俺が右にレバーを倒さないとガードにならない… 梓さんは左方向に入れればガードになるってこと?」

「そうよ。これがめくり。ヒットする時に左右が入れ替わるから、大吾さんがガードのつもりでレバーを入れていたのに攻撃の瞬間に前進に変わってしまうのよ」

「そうしたらガード出来ないじゃないか!」

「操作が逆ならガード方向も逆でしょ? めくる寸前にレバーを反対方向に入れればガードは出来るわ」

「まあ相手も必ずめくるとは限らないから相手のジャンプした位置から予測するのが一般的だけど」


ジャンプした位置から予測する、となるとゲーム中はかなり集中しないとやらなければならないことが多いことに大吾はようやく気付いた。

攻撃をすればヒットしたかどうか、防御をすれば相手のジャンプした位置はどこか、ライフやゲージも見ている人も多い。

ただキャラクターを見ていれば良いものでも無いのだ。


「最後は投げかしらね。これは簡単よ。密着中に、弱パンチ弱キックの同時押し。そうよ、レバー側の2つ」


大吾が押すとシュウは胸倉を掴み、1度持ち上げるとき大きく振りかぶって投げ飛ばした。


「すっごい力技な投げ方だな」

「投げ方はキャラによるわ。これはガードしてたら投げられてしまうの」

「対抗するには投げ抜けって方法だね。オレが合図したらまた投げて見てよ」


由貴が1、2の3! と合図を出したので大吾はまたボタンを同時押しした。

しかし、掴もうとしたはずのシュウはライガと共にお互いに腕が振り飛ばされたかのようなポーズを取っていて投げていない。


「投げ抜けってのは相手が投げてきた時の短い猶予の間に投げをやり返すことなんだ」

「見てから押してたんじゃ間に合わないから投げられそうって思ったら押すのが基本よ。後は投は地上限定だからジャンプしている相手は掴めないでスカのモーションになるわ」

「そこは相手の行動を察知して、ってことか。目をよく使うんだね、格闘ゲームって」


かなり疲れ気味の大吾だったが、新しい知識を得られることも嫌いでは無いし、すぐに実践できるのは理解していくのに丁度良くて助かっていた。

それでもそろそろ疲労困憊だ。

何せ日中は仕事をしており、帰ってきてからずっと神経と目をすり減らしているのだから。

そろそろ辞めようと提案しよう思ったその時、大吾は思い出してしまった。

『出来なかったら… 今日お泊まりさせてもらうわ』

そんなことを言いながら悪戯で妖艶な笑みを浮かべていた梓の顔を。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る