あの空に浮かぶお日様みたいに

今日も楽しくお日様ははしゃいでる

いつもいつも楽しい事ばかりだね

いつもいつも幸せ気分だね

だからみんなにその気持ちを分けてくれるんだね


暑い暑い夏はそれでも辛く感じてしまうけれど

日陰ばかりを探してしまうけれど

山に行ったり川に行ったり海に行ったり

避暑地で感じるひざしはやっぱりやさしくて


キラキラキラキラ木漏れ日も

キラキラキラキラ波間の光も

空の上から漏れなくそれはやって来る

空から届くお日様の無償の愛の光


何もなくて

何でもなくて

そんな当たり前の日々

それだけでもう十分だよ


けらけらけらけら笑ってる

まるで無邪気な子供のように

ああいつもあなたのような気持ちになれたなら

こう毎日肩もこったりしないのだろうな


水たまりも光ってる

海も川も光ってる

家の瓦も光ってる

洗いたての車も光ってる


毎日毎日同じように

変わらぬ笑顔を振りまいて

草たちが精一杯手を伸ばしてる

あなたはいつもそれに応えている


やさしくてやわらかいひざし

真冬から春へと影が伸びるように

長い長い眠りから覚めるみたいに

少しずつ少しずつ熱を帯びていく


不思議だね

光の眩しさは変わらないみたいなのに

暖かさは日々常に変わるよ

暑かったり寒かったり平気だったり


もしかして実は結構気分屋なのかな

まるでいつもの僕らみたいに

そう考えると少し嬉しいな

そんなに遠い存在でもないみたいだな


ゆっくり雲が泳いでいく

風は吹いたり吹かなかったり

少し時間が出来たら空を見ようよ

ほら無邪気なお日様が笑ってる

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