　皆さんこんにちは、あさかんです。

　今回のテーマは物語を創作するさいに効果的なネタ出し方法として有名なので既にご存知の方も多いと思います。

　アニメ化もした漫画の『最終●器彼女』などは代表的な例でしょう。

　聞いた話ですが、これは作者が電車内で週刊誌の吊り広告を見て、その表紙に『最終●器～』と『彼女の～』という大きな見出しが並んであり、『彼女が最終●器』というのは斬新で面白そうだと、思いついたネタらしいです。

　全く関係ない言葉を掛け合わせたタイトルは『これは一体どういうものなのだろう？』と、つい読んでみたくなるものです。

　別にタイトルに拘らなくても、物語の内容に本来無関係のものを掛け合わせたもので構成するというのも効果的です。

　例えば『部活＋こたつ』とか、部活は本来元気溢れる若者が仲間と共に同じ目的を通じて活動するものですが、それにこたつという非活動的なものを組み合わせると、部室でダラダラ過ごす非日常的なものが生まれます。

　つまり、A＋Bという言葉を掛け合わせるなら、Aという言葉が持つ意味やイメージに対してBという言葉はAとは全く正反対の性質を持つ言葉を選ぶと良いわけです。

　魔物と戦うイメージの強い異世界ファンタジーに動物愛護団体を組み合わせたり、料理の物語なのにインスタントがメインとか、勇敢なる卑怯者などなど、定番の言葉にアンチテーゼを持たせるようにすると解りやすいでしょうか。

　まあ、これらの技法も色んな方が実践しておられると思いますが、まだまだ斬新な組み合わせがあると思いますので、ネタに困っている方がおられましたら一度考えてはいかがでしょうか。

～追記～

　今回のエピソードを投稿した後に、トップページに戻ったら新着レビューに我が心の師であるうみさんの作品が載っていました。

　以前のエピソードの『或るヘタレ物書きが嘆くに至る経緯』で紹介させていただいた『ヘーイ！！男なら細かいことは気にしないもんだぜ！！』の名言は実はこの方の言葉なんです！！

　そして、その新着レビューに乗っていた作品のタイトルは『戦国エクスカリバー～』まさに、今回のエピソードのテーマらしいタイトルでした！！

↑こっそりリンクを貼っておきますが、無許可ですので間違ってもこの作品から飛んできたって言っちゃダメですぜ！！

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