別れを判らぬらり求めにては

噛み付く真実へと

冥土の様に離れ忘れて行く

帰りにてお迎えは

そう誰にも帰れない場所


物心を擽る様な貴女の微笑み

恋に落ちて一瞬

また逢える日にか

歩きさ迷いましょうか


踏み掻き分けては残響だけで

生まれてくるものは最後すらない


淡い想いが彩度だけ増してゆく

求め愛着飾る様にきっと

剥がない時間が切り染めする

貴女の絵日記には僕は描かれない


僕はただのお人形さんでした…。

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