小夜時雨去りしあと

夜の始まりに驚く

想いは消えるように透けて行く

明かりを遮る雲景は

気持ちを曇らせてしまう


日に照らされ明かりを纏う

曇天も柔らかくなる

気持ちだけは笑っている?


曇った世界で君は

誰と居るのでしょう

気にせず見せた笑顔は

途方もない(我)心底の


水面に揺れ彼方に消えた

一時の幻だとしても

木洩れ日を作った小夜時雨まで

陽は温かで向かえると

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