第31話 毒親本のこと 2
ものすごく参考になり勉強になった毒親本
【夫婦の関係を見て子は育つー親として、これだけは知っておきたいこと】
(信田さよ子 著)
自分を責めるのは一見いいことのように思いますが、「私が悪いのだ」と理由づけをするだけで、何の解決にもならないのです。それは決して楽なことではありません。でもなぜ責め続けるのでしょう。それは自分を責めていないと、自分で自分を認められないからです。この人たちは苦しんでいる自分でいないと存在価値がないと考えているのです。
(上は、上記の本の中から抜粋したものです)
どうしても様々なことを「私が悪い」と考えがちで、口にもよく出ていた。
アレ取って、と言われたら「ごめんね、はい」と渡す。
お茶ちょうだい、と言われたら「ごめんごめん、はいお茶」と出す。
眠いと聞いたら「ごめんね、もう休む?」と言う。
テレビつまんないと聞いたら「ごめんごめん、チャンネルどこがいい?」
背中がかゆいと聞いたら「ごめんなさい、これ要る?」と孫の手を渡す。
最たるものは、私は家族が水をこぼしたら「ごめんね」と言っていた。
私のせいじゃないのに、つい反射のように自分が悪いと思って、謝った。
異常なのは、これをおかしいと思わなかったこと。
そして、おかしいと知ったこと。
長年生きてきて、どうして異常に気づかなかったのか。
そもそもどうして謝るのか。
そのカラクリを「自分は苦しむべき存在だと思ってしまうから」と
わかりやすく書いてあった。
悶・絶。
うあああ
自分の姿を見せられたような気持ちだ
そうだ まさしくその通り
自分を責めるのを止められない理由
責める点がなくなると探そうとする理由
もう嫌だ
こんな自分は嫌なんだ
変わりたい
変わろう
責めるのはやめたい
だからやめよう
責めず、ほめたほうがいいと本は訴える
そうだねそうしてみよう
たくさんほめよう
自分にやさしくあろう
ここからゆっくり、堂々と
自分は変わっていった気がする。
少なくとも「謝る」ことはしなくなった。
>6/23 本より抜粋した旨の表記が抜けておりましたので、入れました。大変申し訳ありませんでした。
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