第4話 春人の悲劇(笑)

「徹夜だ…Z」

ここで朗報だ。遂に俺の小説『sister love』が徹夜により出来上がった。今回の『小説家になろうぜ!』にこの作品をエントリーさせるつもりだ。


「まぁ…今日は寝ますか、ふぁ~」

その後、あまりの疲労ですぐ寝てしまった。




翌朝

ここで俺はやらかしたと反省する。


「寝る前に…」


「ドアのカギ閉めときゃあ良かったぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


またもや両手に花(姉妹)がいる、朝となってしまった。


「お…おはよ、お兄ちゃん…」


恥ずかしがりながら俺の横で寝ていた、妹である。

そんなに恥ずかしいのなら横で寝るんじゃないッ!


「昨日は激しかったわね」

めっちゃノリノリで腕に抱きついている姉


思春期男子達を瞬殺するような発言をするんじゃないッ!


色々とツッコミどころがある朝である。

どうしたものかと、横の2人を見てみると

以外に刺激の強い格好だった。


姉は下着のままである。とにかくデカイ。

ん?何がかって?それはまぁ…二つの脂肪がねぇ…


妹は姉ほどデカくはないが、まぁまぁ惹き付けられるほどの大きさはある。特に大きすぎる服を着ていて、尚且つノーブラである。髪が邪魔して無ければ見えてしまう…


…と、このように姉妹の刺激的な姿をまじまじと見つめ、解説までしてしまう俺であった。だがふざけるのはここまでだ。このままだと、部屋に母が入り大惨事になる事が安易に予想出来る。この悲劇(姉妹とタブーな関係を気づいていると言う誤解)を終わらせる為、この高嶺の花達(姉妹)をどうにかせねば


「姉さん!有希!、来週の土曜辺りにどこか都会の方に遊びに行く事を約束しようッ!だから―」

「部屋から出ればいいのね?!」

「任せてお兄ちゃん!」

姉のブラコンめ…まぁたまに遊びに行くのも悪くない。妹も何故かすんなり退いてくれたのが不思議だが…

まぁ良しとしよう。


「春人、さっきあんたの部屋からとんでもない格好した姉妹がいたんだけど…?」


「あ…それはですね」

結果、部屋から出したはいいが、その行動を母に見られ悲劇を終わらす事は出来なかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

姉と妹が恋してる?! 天魔 ハルニャン @Known

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ