13頁

王がその後どうなったかは語らない。しかし大きな銀色の猫は今も城に住み、その土地の領主として皆に恐れられているという。今日でも城は無人のままであり、村の者は城の入り口に供え物をする。猫が自分の家に来ないように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

猫の王の物語 ませ吉 @63769941

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る