【日記】カクヨムロイヤルティプログラムの個人的な分析
先日公開した『文体の舵をとれ』でやった練習問題、全部合わせると結構な文字数になったおかげで、この作品の文字数が7万字台に乗りました。
これでなにが変わったかというと、カクヨムロイヤルティプログラムの広告表示PVに対するアドスコアの数値です。
カクヨムロイヤルティプログラムについて知らない方のために説明すると、カクヨムロイヤルティプログラムに参加し、自分の作品に広告を表示するように設定すると、広告が表示された回数(PV)に応じたアドスコアというものが獲得できます。でもって、そこからさらにアドスコアに応じた広告リワードが少し遅れて付与され、この広告リワードが3000を超えると現金に換えることができるようになります。
アドスコアから広告リワードの変換率はカクヨム全体のPVによって変動するらしいので自分ではどうしようもありません。ロイヤルティプログラムで大事なのはまず第一に広告表示PVの獲得――というのは当たり前ですが、次に重要となるのが、広告表示PVからアドスコアへの変換率を上げることになります。
具体的になにをすればいいのかというと、広告を表示している作品の文字数を増やす――ということになります。
時々ツイッターのタイムラインに流れてくるカクヨムロイヤルティプログラムの話題を目にするたびに、みんなアドスコアもらいすぎ!!!!!! と嫉妬にかられています。
単純なPVの差というそもそもの問題がありますが、いったんこれを無視すると、広告表示PVに対するアドスコアの変換率が全然違うことに愕然とするのです。
なんとなくですが、みなさんだいたい広告表示PVの2倍ほどのアドスコアを獲得しているっぽいんですね。
一方の私は、広告表示PVよりアドスコアのほうが少ない。ひどい時にはPVの半分くらいしかアドスコアが付与されないなんて日もあります。
なぜかというと、きちんと運営が(わかりにくいけど)説明してくれています。カクヨムのヘルプセンター→ロイヤルティプログラム→作品に広告を表示してカクヨムリワードを獲得する という項目を見ると「アドスコアの計算について」という記載があります。
それによると、「アドスコアはエピソードの閲覧数に応じて付与され」、「係数として文字数が考慮され、文字数が多いと獲得するスコアが多くな」るそうです。
おそらくですが、この係数というのがかかっているのはエピソード単位ではなく、作品全体であると考えていいと思います。
つまりなにが言いたいかというと、この作品がけっこうPVを稼いでいるのに一向にアドスコアが増えないのは文字数が少ないからなんだよ!!!! うん、とっくに知ってた。
というのもこの仕様についてはカクヨムロイヤルティプログラムが始まる時にきちんと説明を読んでいて、まあ仕方ないかーと納得して参加したのです。
それで日々、うげーアドスコアが少ないーとげんなりしていたのですが、先日この作品の文字数が7万字台になった――という最初の話に戻ります。
7万字台に乗った日とその翌日の広告表示PVに対するアドスコアの数値が、目に見えて変わっていました。
なんと! 広告表示PVよりもアドスコアのほうが多い!!!!
これが……これがPVと文字数の多い作者の見ている景色なのか……! といってもPVの倍のアドスコアなんてものにはほど遠いんですが、文字数が増えるだけでここまで変わるのか……!!! と衝撃を受けました。
もうおわかりですね? この文章を書いている意味が……。
そう……文字数を増やすため……あわよくば更新することによってPVも増やすため……私は現金なやつなので……。
しかしながらぶっちゃけると、カクヨムロイヤルティプログラムが始まって以来、リワードが換金可能額に届いたことは一度もありません。最高でも換金まで60%くらい。それも自分の力で広告表示PVからのアドスコア→リワードではなく、時々行われるリワードのプレゼント企画に応募して当選したことによるブーストが乗って、です。
ロイヤルティプログラムに参加すると決めた時はこの作品がよくPVが回ってくれるので、ほっといたらお小遣いになってくれるやろガハハハなんて思っていたのですが、そう上手くいくことにはなりませんでした。
なによりカクヨムロイヤルティプログラムのシステムと、私のカクヨムでの執筆スタイルがことごとく相性が悪い。
文字数が10万字や20万字や30万字や40万字を超えている小説にも広告を表示するようにしているのですが、そっちからのアドスコアはおそらくほぼなし。まあこれはこまめに更新してないからと言われたらそこまでなんですが、しょうがないだろ私がこまめに更新するタイプじゃないんだから……。完結ずみ作品も含まれているし、もうちょっと更新しなくなった作品に日が当たるような施策をやってもらえると助かるんですが……というようなことをどの投稿サイトにいる時も言ってる気がしますね。
最終的に言いたいことはいつもと変わらず、頼むから私の小説を読んでくれ! ということになりますね。これ言うの何回目だよ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます