新人賞応募歴の欄はどう書くべきか 創元SF短編賞を参考にした場合

 以前の章(https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054883397574/episodes/1177354054883398110)で、エントリーシートの応募歴の欄をどう書くべきかという話題に触れました。

 が、結局詳しいことはあまり書けていなかったので、今回は補足として、この前応募した創元SF短編賞の応募規定がかなりわかりやすかったので、そこから得られた情報と、書き忘れていた&自分も失念していた常識的なことを書いていこうと思います。

 まず第一に、創元SF短編賞と、ほかの公募新人賞ではエントリーシートの書き方に違いが見られるという点を頭に入れておいてください。

 これはほかの賞全体に言えることですが、賞によって応募規定は異なります。エントリーシートは全部同じ書き方では通用しません。


 創元SF短編賞のページを開いてもらうと話が早いので、本題に入ります。

「郵送での応募方法」の欄の「3.応募者情報」の項目の「10.小説の商業出版歴&公募新人賞応募歴(最終候補以上のみ)」を見てください。

 はい。この時点で(最終候補以上のみ)の文字が目に痛いですね。少なくとも創元SF短編賞においては、新人賞応募歴は最終候補以上のみ以外書くことはNGとされています。

 ただ、これをほかの賞全般にも言えるかというと、少し難しいと思います。無論、最終候補以上のみしか書かない! という気概ならそれでいいとは思いますが、問題は最終候補にまで残ること自体がめちゃくちゃ難しいということです。

 これは賞によってケースバイケースということにして、次の一番大事な注意書きを確認してください。


※10番については、箇条書きでペンネーム・作品名・出版社名or賞名・年を明記してください。

・別名義の作品も、必ず記載してください。


 ぎゃああああああああやっちまってたああああああ!!!!!!!!!!!!


 はい。ちょっと考えればわかることではあります。

 ペンネームをころころ変えて応募している人間が、応募歴に「○○賞一次選考通過」とだけしか書いていなかった場合、相手側には確認する方法がないことに。

 大切なのは、ペンネーム・作品名・賞名・年もきちんと書いて、この時のこの賞のここで発表された○○○○という作品とペンネームの作者は自分である――ということをしっかりとわかってもらうことなんですよ。なんで今まで気づかなかったんだ私よ。

 賢明な方はとっくにやっているでしょうが、ここで念のために書いておきます。


 エントリーシートに公募新人賞応募歴を記載する時は、応募した当時のペンネーム・作品名・賞名・年をきちんと書きましょうね!

 私も次回からはちゃんと書きます。

 以上、ずっとポカやってたという告白でした。

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