エレザールの伝承

エレザールの王ブラータは、やがて訪れる終焉を見た。

ブラータ王は七人の息子と、二人の娘に命ずる。

七人の息子と二人の娘は、水底の世界から月の欠片を持ち帰った。

ブラータ王はドリア(トロネア)の木で船を造らせた。

エレザールは船にのって大陸を去り、輝きの都は失われた。


※ブラータの息子ケルノーと、ウランドールの娘ヒルヒャの間に産まれたのが、後のウールス王バルケステス。ヒルヒャはエレザールとパルティア人のハーフといわれている。

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