私と世界の関わりについて


昨日も世界に取り残された

情動は脳へ 脳から四肢へ

もうすぐそこまで来ているのに

数瞬 閃光は遠ざかる


今日も世界に爪弾かれる

無限に並んだ言葉を前に

ただ地団駄を踏むばかり

膝を抱えて無様に唸る


明日も世界はやってくる

目が追う言葉は澱みなく

そこに在るべくして在るように

だから私は頭を抱える


いつかは世界と交わりたくて

いつも景色を探している

いつかは自由になりたくて

いつも言葉を探している

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