第15話 ミニPSVR
遂に発売、ミニPSVR、コンタクトレンズタイプと眼鏡タイプ
俺は発売日にコンタクトタイプを買えた
早速つけてみる
といってもコントローラーは持ってないといけない
オプションボタンを押してみる
・・・・?
どう見ても2Dにしか見えない
まあゲームもできるしそういう意味では問題ないんだけど
いや、俺は乱視もないし、視力も説明書にある0.1~2.0に
入ってるぞ
おかしいと思って一度外してみることにした
???
今度は外したのにめっちゃ立体に見える
いや、現実はもちろん立体なんだけど そういうレベルではない
初めて免許用に眼鏡を作ったときみたいに、やたら見える感覚が研ぎ澄まされ
すぎて階段とか道路の側溝の小さな段差すら怖かった時と似ている
ちょっと怖くなって慣れるまであたりをやたらと見た
、、、そうしているとまた普通の感覚に戻った
数日後、せっかく買ったミニPSVRをまたつけたくなった
というかお金がもったいないので若干怖くても遊ぶ使命感を感じた
またつけると前回の感覚はなかった
ソニックで遊んでみた、まるでその場にいる党な感覚
ちょっと面白くなってきた
そうして何日も遊んでいた
ところがまたおかしな減少に気づく
大学の講義の時間、前の席にうっすらとソニックが”いる”のだ
驚いて声が出そうになった
俺は急いて神経科と眼科に行くことにした
精神科ではストレスで片付けられたけど眼科では恐らくそうではないかという
結果が見つかった
角膜に不思議な気塚付いていると
幸いそれは安静にして目をあまり使わなければ治るとのこと
一応信じて目薬と休暇を取った
そうしているうちに数週間後、その現象はぴったりと止んだ
後から調べると、コンタクトタイプは角膜に回路が転写して
外しても微弱な電磁波に反応して、その回路に残存しているメモリにある
画像が視覚に出るようになる不具合があったそうだ
俺は即効そのコンタクトを売って眼鏡タイプを買った
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