第11話 血管法

血管系の疾患で事故を起こす人が増えてきた

この医療が進んだ時代、それ防ぐことはできないかということになった


検査法が確立して、高齢者や不摂生な人間が免許や重要な役職から外れた

無事これ名馬ということ


不摂生ができない

これは付き合い上も、個人的にもストレスになった


やがてそのストレスで血管は痛めつけられ、血管の修復の一端を担っている

 睡眠も十分にとれない人が増えてきた


しかし数値はいつだって正しい

隠れて不摂生をして、検査を改ざんした人は必ず事故を起こした


そして

血液を売る職業や血管にナノレベルでコーティングをして

 血管の検閲を合法的にクリアするという方法ができた


世の中に老化しない人が増えた


そしていきなり老衰で倒れる人が続出した

血管だけ若くても臓器の細胞がそれに対応できない状態になるそうだ


政府が街頭で演説している

「臓器検閲法を・・・」

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