簡易キャラ紹介(pc3、4)

 主人公チームの導入後、最後のPC4を担当するカムルさんがこのシナリオに飛び入り参加して下さりました。

 そんな事がありましたので、導入毎にキャラ紹介を分けさせていたという経緯があります。


 カムル:テストプレイって事は、今後も回すんですよね?

 あきし:うーん、でもルルブ持ってる人少ないから、今後については分からんねや()

 カムル:じゃあ、参加したいです!



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 PC3(PL アルルト)

 高嶺 譲


 物心つく前に今の両親に拾われ育った。高校に上がる頃義理の両親だと知らされ、少しショックを受けるが、今の両親が本当の両親だと思っており、血の繋がりがある本当の両親は知らないままでいる。ある日のFHが起こした事件に巻き込まれ、感染し、後にオーヴァードに覚醒した。主な能力は回復や能力増強等の支援を得意としていて、戦闘向きではない。攻撃エフェクトを取らないのは何か理由があるのではないか、と囁かれているようだ……。


 現在はUGNで支援の仕事をこなし、 ながら協会の神父の職につき、一般人の相談や子供の面倒などを見ている。神父故、未婚である。


 特徴としては、ソラリスのピュアブリードで、書いてある通りに戦闘向きのエフェクトは一切取っていないところですね。


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 PC4(PL カムル)※作成はKPこと、あきし

 䅣木 拓人


 彼は高校生の時、姉と一緒に空手などの護身術を習っていた。姉は道場の中でもひときわ強く、自身とは比べようもなかった。だが、ある時彼は彼女にようやく勝つ時が来る。もう守ってもらう側になっちゃったか、彼の気持ちを透かしているかのように、姉はそう言って嬉しそうに笑った。


 そんな優しい気持ちになれる日だったのに……偶然と言うものは、本当に残酷な物である。……いや、必然だったのかも知れない。

 道着から着替える為に姉達と別れて部屋に入る。しかし、その直後彼の耳に一つの悲鳴が入ってきた。慌てたことだろう。彼が先程までいた居間に戻れば、そこは血、血、血……。そんな中に、腰を抜かした妹の姿とそれを庇うように立ち、モップの先をソレに向けた姉の姿が見えた。

 そして、姉が睨んでいるソレは当時高校生だった彼のとっては化物としか言いようのないもの。

 彼はきっと恐怖したのだろう、ガクガクと震える足はついに力を無くして床に崩れ落ち、酷く鈍い音が響く。


 気付かれた……化物がこちらに視線を向けて来て、目が合った。

 嫌だ嫌だ。来るな――

「やぁぁ!」


 無防備な彼の方が絶好の獲物だと考えたのだろう化物は、彼女達よりも彼に興味を示し近寄っていく。だが、その動きはすぐに止まった。姉が化物にモップを突き刺したからだ。

「美優を!早く行って!……後は任せる。お姉ちゃんもすぐに行くから!逃げて!」

 彼はその声にやっと気付いたようで、妹の元に駆け寄り手を握って立ち上がらせ、抱えて逃げる。


 早く家に戻ろう。早く早く早く……!


 家なら安全だ。そう考えた彼の思考を嘲笑うかのように、化物達は辿り着いた彼等の家も取り囲んでいた。甘い考えによって晒された無防備な二人に気付いた複数体の化物は、ジリジリと楽しんでいるかのように距離を縮めて来る。

 そんな中で彼の視界に入ったのは、あの道場で出会った化物……そして、口の端に見えた白い服の一部に、女の子らしく無いぐらいに短く切られた髪につけられていた……あの髪飾り。似合わないから、そう言って家族しかいない時にしかつけなかったあの……。


 彼は妹を背に顔をひどく歪め、呟いたのは酷く怒りに震えた「情けない……!」の言葉のみ。

 それでもこの現状において彼の心情を察することは容易だろう。

 そして、怒りに任させて振るわれた力は人外のものだった。


 UGNに保護された彼は、その寮で妹と共に暮らしている。



 彼の特徴は、バロールとモルフェウスのクロスブリードである事ですかね。

 背景はカムルさんに作ってもらい、俺が文章化しました。小説風になってるのは、ご愛嬌で……

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