13話:最後に嗤う者

 全身を支えていた支柱が折れ、遂に魔王が盛大に尻もちをついた。

 巻き込まれないように離れつつも、追撃できるようにある程度の距離は維持する。完全に倒れた魔王の姿を確認するなり、再び切り傷をつけていく。

 動けなくなった魔王は、肺に空気を取り込まんと口を開き――、キサが待ち焦がれたと薄ら笑みを浮かべた。


 上半身を目一杯捻る。構えは槍投げそのものだ。


 射る雷撃の一撃ライトニングアローを代表とする遠隔攻撃は、形状維持投擲と呼ばれる。本来なら、と呼ばれなければならない技なのだが、実はこれには理由がある。

 形状維持型が提唱されたのが今から二十年前。今は亡き偉大なる魔法使いの固有技術である。のちに、手から離した状態でも形状を維持できる投擲が提唱された。しかし、そもそも形状を維持するというのが高等技術であり、この画期的な技術を修得できる魔法使いが続かなかった。

 ようやく投擲の領域まで足を踏み入れられる魔法使いが現れたという頃には、完全詠唱破棄オールスペルカットを初めとした超高速戦闘時代に突入していた。

 大振りの投擲では中距離が精々であり、命中率も悪く、隙も大きいと欠点ばかりだった。時代遅れの技に引導を渡さんと、四年ぶりとなる形状維持投擲の使い手は更に一歩先、遠隔技術を生み出した。

 それこそが射る雷撃の一撃ライトニングアローを始めとした、威力を追求した遠隔攻撃である。ただ、技術的な名称は、手から離れてもなお形状を維持できると先に提唱された形状維持投擲が採用された。


 あれだけの巨体を相手に、この距離で命中率など関係ない。これだけのデカブツ相手に隙もへったくれもない。ただ、のみ。

 キサが魔王の大きく開け放たれた口腔目がけ、全身の力を余すことなく槍に乗せた。


「これでも喰らええええ!!」


 貫通雷撃砲弾ライトニングジャベリン。至近距離から放つ大遠投は、レベル7相当の破壊力を伴った。驚異的な威力に雷槍そのものが耐えられず、無防備な喉に突き刺さり爆散してしまう。

 衝撃をもろに浴びた魔王はバランスを崩し、起こしていた上半身が地面に吸い込まれた。


「強すぎるだろ……ゴリラかよ……」


 魔王の足を刻む作業を続けながら、自分が繰り出した渾身の魔力発勁を上回る光景を突きつけられ、思わずそんな言葉が口をついて出る。

 空中で悠々と髪を靡かせるキサがショウの方を向く。


(お前、聞こえてるからな?)


 笑みと共に動かされる唇は、声を発しなくても何を言っているのかが理解できた。


「すみませんでした!!」


 涙目で謝罪するショウの隣で魔王がゆっくりと起き上がる。

 ダメージは確実に与えているが、それでも致命傷には程遠い。

 この隙だらけの魔王にキサが追撃を入れず、宙に留まっている姿を見てショウは背筋を震わせた。


 浅輝葵沙那は天才だが、それでも順風満帆ではなかった。


 B級大魔導士で三年も足止めを食らうくらいには壁にぶち当たっているし、A級大魔導士に昇級した初年度のランキングは四十位中三十八位と最下位争いまで繰り広げた。

 そのキサは今年度、ランキング四位と飛躍的な躍進を遂げた。

 理由は十ヶ月前に完成させた、だ。


 二本の風雷剣が魔王目がけて投げ込まれた。


 形状維持投擲だが、先ほどのような威力はなく、肩口に浅く突き刺さったまま消滅しない。雷剣に纏わりついていた風が離れ魔王を包み込む。

 気流が魔王の動きを束縛し自由な行動を阻害した。

 そして、ここから始まる浅輝葵沙那の真骨頂。

 突き刺さったままの雷剣が雷に戻り、一旦魔王から離れたかと思うと、角度を変え足に突き刺さる。再び離れ、あらぬ方向に飛んで行ったかと思えば、鋭角に曲がり背中を穿うがつ。

 雷の動きを以って対象の周りを縦横無尽に飛び交い、形状維持型の威力を以って敵を討つ。

 吹き荒れる気流が回避を拒み、雷の一撃が風を纏いながら攻撃を繰り広げる。


 キサの固有技術、形状遠隔維持操作。


「久々に見たけど、やっぱすげぇな……」


 敵の動きを封じつつ、強烈な一撃を他方から遠隔で与え続ける。


「ショウ、このまま時間を稼ぐからさっさと仕上げなさい!」


「わかってる、あともうちょっとだ!」


 偶然発見した弱体化は、ある特定の文言に関する記述だけで終える。簡単なのに途轍とてつもない威力を確約されたこの技をショウは出来る限り誰にも見せたくなかった。

 強制執行が危険すぎるから秘匿されたように、あの時代に生まれていたなら後世に残ることはなかっただろう。

 最後の一文字が魔王の足に刻まれた。


「キサおもっきり離れろ! 巻き添え喰らったら死ぬから!!」


 言うが早いか、ショウは書き終わると同時に全力疾走で魔王から離れていく。


「ちょっと、それ先に言っときなさいよ!?」


 キサも攻撃の手を止め、空中で反転、ショウを追いかける。

 魔王は折れた足で立ち上がり、逃げる二人を追って手を伸ばす。


「ま、そう来るだろうと思ったよ」


 想像通りの展開になったと、ショウはひるがえり、迫りくる腕に向かって右手を伸ばした。

 魔力発勁は対象の魔力を揺らす振動ダメージだ。

 それを更に発展させたショウの三つ目の新技術。大気中に漂うマナを揺らすこの技は、マナ滞留率が高ければ高いほど威力が格段に増幅される。

 深層域のデッドスポットで撃てばどうなるのか、ショウにもわからない。


「これでくたばってくれれば御の字なんだけどな?」


 手のひらに凝縮された力がマナを揺らし、迫りくる魔王の腕ごと押し返す――だけに留まらず、跳ね上げさせた。

 波状衝破はじょうしょうはの直撃を受け、何度目かの転倒を許した魔王が立ち上がろうとするが、もう遅かった。


 ショウの刻んだ付与式魔法文字ルーンエンチャントが起動する。


 本来のあるべき姿から逸脱した文言。その一文こそが付与式魔法文字ルーンエンチャントを新技術たらしめる。

 黎明れいめい期から変革期へと移り変わる中、衰退した魔法文字ルーンは今よりももっと複雑であった。ショウの扱う魔法文字ルーンは、呪文に関する記述のみである。ここに延伸用の文言を付け加えることで、精緻なイメージを脳内から読み取らせている。早い話、最初期の魔法文字ルーンは、このイメージまでも図式として記述していたのだ。


 ショウが着目したのはこの点である。


 記述内容次第では、簡素化も詳細化も可能になるということだ。魔力の練れないショウにとってこれは大きな意味を持つ。いくら血液を媒介にして魔力を体外に放出したところで、精霊にアプローチをかけなければ意味がない。

 そこで思いついたのが、〝魔術式に組み込まれた魔力を以ってマナを変革せよ〟の一文を付け加えることだ。

 精霊へのアプローチは何も、魔力である必要がない。知り合いに連絡を取ろうと思えば、直接会わなくても、電話でもメールでもよければ、SNSだっていい。なんなら手紙という手もある。それと同じだ。そうでなければ、そもそも呪文を唱えようが、魔法陣を描こうが精霊は見向きもしないだろう。他のやり方でも意思疎通できるならば、その意思をそこに示せばいい。

 こうして生まれた付与式魔法文字ルーンエンチャントだったが、ある日、ショウは気づいてしまった。


 マナを集めるだけで、魔法として変容させる文字を書かなかったら。


 膨大な魔力を内包する魔王の血液を使ったことで、有効領域は信じられないほどに拡大されていた。精霊がそれを読み取り、半径五キロメートル圏内の全てのマナを集めだす。マナ滞留率が高いデッドスポット内のマナを、だ。

 莫大な量のマナを体内に取り入れた魔王の脳が揺れた。許容量を遥かに超えるマナが体内で暴れ狂い、灼熱感が全身を襲う。視線は保てず目を回し、立っていることすらできずに崩れ落ちる。

 強制執行ならぬ、強制魔力中毒マナバースト


「よし、このまま撤収するぞキサ!」

「……そんなことだろうと思ってたわよ」


 逃げるようにしてアイヴィーの元へ駆け寄る二人の背後で、粉塵が巻き起こる。魔王が派手に倒れたことによるものだ。

 予定通り、魔王の弱体化に成功したが、計画の断念を余儀なくされた。

 やれることは全て出し尽くしたのだ。それでも倒せなかった。弱体化したとはいえ、もう強化型の効果時間が切れる頃合いであり、完全なる時間切れだった。

 キサがアイヴィーを一度抱き上げ、ショウの背中に預ける。


「「《俊足の雷光スピードスター》」」


 緊急脱出用として持ってきていた雷の指輪を起動させ、加速を得た二人は転進し魔王の横を抜けて行く。

 肝心の魔王は、まだ目を回しているのか起き上がれずうずくまったままだ。

 追ってこれないと判断した途端、緊張の糸が切れる。


「ムリムリムリ、どんな難易度設定だよ!? 無理ゲー過ぎるだろ!! これゲームだったら運営にクレーム入れるレベルだぞ!! 初心者にはもっと優しくしないと過疎るぞ!?」


「騒いでるところ悪いけど、これ効果時間はどれくらいなの?」


「わからない……使ったのは初めてだし、それもデッドスポットでの使用は全く想定してなかったから……」


 下手をすれば今すぐに動き出しても不思議ではないと、言外に匂わせた。

 背後を気にしていたキサは、もう一つの懸案事項であった人物に視線を移した。

 ショウは、それに気づき唇を噛む。

 背負うアイヴィーは衰弱していたが、体温もあれば呼吸もある。最悪の状況ではなかったがそれでも一刻を争うことに変わりはなかった。


「今はまだ大丈夫。駆け寄った時に確認したけど、生属性の指輪を起動して自己治癒魔法をパッシブ化してた。しばらくは持つと思う」


「そう、さすがはアイヴィーさん。抜け目ないわね」


「ほんとだよ。でも、危ないのは本当だ。出血は止まってるみたいだけど、血を流し過ぎだ。生属性で傷は治せても体力は戻らない。早く医療機関へ連れて行かないと、ここからは時間との勝負だ」


 幸い、道中で魔物と遭遇することはなかった。

 あれだけの魔物の襲撃を受けたのだ。他にいないと考える方が短絡的というものだろう。あくまで可能性の一つとして憂慮ゆうりょしていたが、どうやら杞憂きゆうだったらしい。


「どうするキサ、魔物がもう出てこないなら速度を上げるか?」


 低級強化型では速度が落ちる分、魔力消費量が低くて済む。新たに魔物が出現した際、中央突破するには高レベルの強化型が必要になる。高位の強化型を使っていないのは、その不測の事態に備えてのことだ。

 選択は誤れないと、キサも即答は控え眉を寄せる。


「このままで行きましょう。アイヴィーさんの体力任せになるけど、これ以上危ない橋は渡れない」


 これに対してショウは、短く「わかった」と応じた。

 強化魔法で速度を増した状態で、片道およそ二十分。何事もなければ、視力の高いショウの目には障壁ゲートが見える頃合いだった。

 直線距離で走ってはいるが、多少の誤差は付き物だ。風の指輪に備わっている反響定位エコーロケーションで位置を割り出すことができるので、本気で遭難することはない。

 地平線に目を凝らしていたショウが突如、顔を青くする。


「おいおいおい、嘘だろ。キサ止まれ!」


 突然の指示に、キサはいぶかしがりながらも足を止めた。


「どうしたの突然? 魔物でも見えた?」

「そうじゃない。障壁ゲートが壊れてる……」

「嘘でしょ!?」


 ショウの言葉に慌てて目を向けるが、両目共に一.五あるキサでも何も見えなかった。

 どうして障壁ゲートが壊れているのかという疑問があるが、今はそれどころではなかった。考えている時間が惜しい。


「ショウ、今すぐ障壁ゲートまでの方角がわかるように地面に直線を引いて!」


 即決したキサの指示に従い、背負っていたアイヴィーを片手で持ち直してから、障壁ゲートに向かって線を引っ張る。

 キサはそれを確認すると、地平線に浮かぶ人工太陽に目を向け、交差するように更にもう一本線を刻んだ。


「北障壁ゲートと太陽の位置がここだから、東の障壁ゲートは、おそらく……」


 言いながら、交点に交わるようにして三本目の直線を記す。


「行くわよ」


 迷いなく走り出したキサに続いて、ショウも走行を再開した。

 何か嫌な予感がしたが、どうやらキサも同じ気持ちなのか顔が険しい。


「どう思うキサ? 障壁ゲートが壊れるなんてあり得るのか?」


「聞いたことないわ。考えられるとすれば、さっきの魔物の群れね」


 ショウはこれに同意する。

 魔物が群れで行動するのは一般的に知られていることだが、あれだけの数となると話は別だ。何かしらの意思の元、行動していたと考える方が自然だろう。

 何より魔王の存在だ。魔王が表舞台に現れたのは歴史上たったの二度。これが何を意味するのか、口には出さなかったが薄々感じていた。


「確かに、魔物の群れが障壁ゲートの方から現れたって考えるとその線は否定できないな。でも、どうして僕たちのところへ?」


「それは違うと思うわ。よく思い出して。魔王はどこから現れた?」


「そうか、あの魔物の群れは魔王と合流するつもりだったのか!」


 魔王は地下の岩盤を破り出てきた。つまりは、最初から足元にいたのだ。単に気づかずその上で修練を始めてしまったというのが事のあらましだろう。

 だとすれば、運が悪いというか何というか、災難という他ない。

 しかし、これを肯定した場合、考えなくてはならないことがある。


「これから向かう障壁ゲートは大丈夫だよな?」


 直面する問題は自然これにぶち当たってしまう。


「時間的に大丈夫な可能性の方が高いわ」

「理由を訊いてもいい?」


「簡単よ。デッドスポットの利用は二時間制限。仮に障壁ゲートが破壊されたなんてことになったら、まず許可が下りない。なら、私たちがここに来た十五時までは無事だったってことになるでしょ。魔物たちの移動時間も考えれば直線距離で三十キロメートルある東の障壁ゲートまでは時間的に不可能なのよ」


「僕が聞きたいのはそういうことじゃない」


 すでにショウも、キサの説明した内容に考えが至っていた。それでも断定せず、なぜ可能性が高いという言葉を使ったのか。あまりに消極的な発言の真意を問いただしたかった。

 ショウに見透かされ、面白くないと、キサがわしわしと頭を掻いた。


「魔物の群れが一部隊だけだったのかってことよ」


「魔王に合流する部隊と障壁ゲートを破壊するのは別だったってことか」


 最初に危惧していた、第二陣の存在。遭遇しなかったのは、いなかったからではなく進行方向が違っていただけだとすれば、辻褄はあう。

 百匹もの大群と聞けば十分すぎる数だが、魔王の取り巻きと考えればあまりに少なすぎるのだ。


 冷たい汗が肌を伝う。


 言葉が途切れる。考えないようにしても、どうしても最悪の結末に向かって思考が傾く。頭を振って否定したくても、魔王と対峙した時の恐怖が今さら蘇り精神を蝕む。

 一心不乱に地を蹴るのに耐えられなくなったショウは、気分を紛らわせようとキサに話しかけた。


「なぁ、キサ。これ道合ってるよな?」


 今思えば、キサは地図を見たわけではなく、太陽の位置から割り出したに過ぎない。

 質問したことが仇となり段々と不安が増してくる。

 本当に大丈夫なのだろうかと、キサの横顔を見て、より不安が募る。

 口元に手を当て、何かを計算しているのだ。


(あ、これダメなやつだ)


 そして、不安は的中する。


「おそらく二、三度くらいのズレはあるでしょうね。さすがに五度はズレてないと思うけど、最大で左右に三キロメートルの誤差があると仮定した方が良さそうね。うん、ショウ、見逃さないように地平線には目を凝らしておいて」


「ちょ、何それアバウトすぎるだろ!? 今頃それ言うか!?」


「大丈夫よ。まだ距離はあるんだから。見落としたらぶっ飛ばすわよ」


「何それ、理不尽だ!!」


 一応、文句を言いつつ左右に目を配らせるところにショウの性格がにじみ出ている。

 そして、キサは全方位に気を配り、襲撃に備えていた。仮に魔物に別動隊がいた場合、すでに破壊されているか、これから破壊しに向かっているのかでは大きく意味合いが異なる。鉢合わせした際、先制が取れるかどうかでその後の対応が変わってくるからだ。


 そこからは本当に無言が続いた。


 すでにデッドスポットの二時間制限を超えているので、王国側で動きがある頃だろう。むしろ、障壁ゲートが破壊された時点で動き出しているはずだ。

 ショウたちがフォレッタ領の北障壁ゲートから入ったのはクエストの申請書に記入している。そうなれば、捜索隊は一番近い東側から派遣されることになる。少なくとも、東の障壁ゲートが壊れていたとしても、向こうもこちらがそう動くと予測して、南から東を目指す確率が非常に高い。


「――見えた」


 どれだけ走ったのか見当もつかなかったが、遂にショウが障壁ゲートを発見した。


「こっちだ」


 先行して方向転換するショウのあとをキサが着いていく。


「今度は壊れてないでしょうね?」


「ここから見える感じだと大丈夫そうだ。魔物も見えないし、いけると思う」


 背中のアイヴィーにちらりと視線を向ければ、息もあるし、眠っているだけだ。これなら助かりそうだと安堵した刹那――、光を見た。


 一条の光の筋が右方向から去来し、障壁ゲートを跡形もなく吹き飛ばした。


 二人は言葉を失い、足を止める。あまりの出来事に脳が現実を受け入れようとせず、その場で呆然と立ち尽くすしかなかった。

 光の出元である西側に視線を移し、何が起こったのかをようやく理解した。

 あの場所から最短距離を進めば、先回りすることも可能であろう。あの巨体の歩幅なら歩みが遅くても追いつくことが出来るだろう。


 額の赤い目が不気味に輝き、まるで再開するのを喜んでいるようにも見えた。



 再び魔王は絶望を告げにやってきた。





 絶望とは、希望が絶たれるから、絶望と言うのだ――

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る