第7話昆明ぶらぶら
昆明火車站は空港ビルのようで馬鹿でかくどこか京都駅と似ている。
52番のバスでまた戻る。どうしても篆塘公園で降りられない。
どうも上りと下りで止まる停留所が違うみたいだ。また一駅戻る。
すると途中で生鮮食材市場に出くわした。人の流れについていくと
見たことない茸が一杯。マツタケもある。とてもでかい。手に取っ
てみると間違いなくあの香りだ。日本ではうん万円はしそう。
聞くとなんと1かご10元(150円)。ああ、もって帰れたらなと
思いつつ写真を撮った。亀にすっぽん、食用かえるがネットの中で
皆そろってこちらをにらんでいる。
市場の中では子供たちがたくましく育っている。公園では暗がりの中
光るローラースケートをしていた。バドミントンはどこでも盛んだ。
20100826(木)くもり
5時起床。タクシーは時々通る程度。バスは52番が6時8分に来た。
これで間に合いそうだ。まだ真っ暗。とにかく今晩は早く寝よう。
戻って一休みして翠湖へ向かう。何かと大脚氏ユースは都合がいい。
東に金鶏広場、南に中央駅。北に翠湖、動物園。西に長途汽車西站。
バス52番で空港まで30分。他はほとんど歩いて行ける。
翠湖には白蓮紅蓮がたくさん見れて、中ノ島ではみな踊ったり歌ったり
出店もたくさんあって庶民の憩いの場だ。そのまま抜けると
昆明動物園にいける。
小雨が降ってきたので翠湖を抜けたところで台北美食を見つけて駆け込む。
鶏肉爆飯を食べてしっかりと腹ごしらえをしてから動物園へ。
かなり急な丘全体が動物園になっていて、登る。無料だ。ここも庶民の
憩いの場になっていて頂上付近には乗り物や観覧車がある。これは有料だ。
パンダの檻の前でしばし時を過ごす。周りには数十台の麻雀卓があって、
たくさんの老人が集まっている。子供たちはパンダにポップコーンを放る。
かなり薄汚れたジャイアントパンダたちは器用に大きくて長い舌を出して
檻の外にこぼれたポップコーンを舌の先に乗せる。うまいもんだ。
ずっとそれに見とれていた。
象、サイ、虎がいる。ホワイトタイガーは仰向けになって背中を床にこすり付けている。
猫はよくやるがこれはすごく迫力があった。ライオン、らくだ、しまうま、きりん。
ところが猿候類がいない。キンシコウはとうとう見つからなかった。
観覧車に乗る。今にも落ちそうで眺めどころではなく初めて恐怖を感じた。
カメラの電池も切れかかり枠も一杯になってきたのでそろそろ帰ることにした。
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