第3話昆明から大理へ
20100821
朝8時。長沙にはいると皆終点前に降りだした。
つられて降りて空港へ直行した。
検査が国際線並みに厳しくボディタッチや荷物内検査まであった。
朝9時30分の便に乗る。とてもチャーミングなジェット機だ。
1000元。荷物はそのまま担いで座った。
1時間半くらいのはずだ。機内食はとてもまずく
硬い米をよくかんで飲み込んだ。
いよいよ雲南入りだ。茶褐色の土が見えてきて
昆明空港に無事着陸。まずすることは帰りの上海行きを確保すること。
うまくいったが27日早朝7時55分発。早朝なので
何度も遅れないようにと注意された。1520元。
これだったら最初から上海往復にしておけばよかった。
さて次は長途汽車西站へ行くこと。もうタクシーを使おう。
これが正解35元(バス1元)。
昆明は大きな町だがいずこも同じ中国的大都会だった。
西站で大理行きを買う100元すぐに発車。
もう時間が来てるのに発車は10分後だった。
高速で4時間くらいのはずなのに
調子がよかったのはここまで。
大理まであと20キロのところで山道入った。これがすさまじい山岳道路で
すれ違うのがやっと。しかもトラックが多く皆トラクター並みの早さだから
バスは追い越そうとする。どんどん追い抜いていく。
対向車もとてものろいのでぶつかることはないみたい。
峠でついに事故渋滞。パトカー(公安)がきた。
道はぬかるみもう最悪、いつつくやら6時間がたった。
やっと大理高速へと入ったが舗装が悪いのか平らではない。
スピードを出すとジャンプする。そのように造ってあるのか?
すぐに大理下関シアカンに着いた。
地方のターミナル然としていて人も少ない。誰かに大理古城と
聞いても知らんと首を横に振る。ほんまかいな?
仕方なくしばらく歩いて新装の火車站からタクシーに乗る。
50元、30分ほど。(バスだったら2元!)
耳海は琵琶湖の半分くらいかな。雰囲気がよく似ている。
琵琶湖の湖西道路を行く感じだ。
夕暮れ(8時ごろ)城壁門が見えてきてついに着いた大理古城。
南の城門前で白族がきれいに着飾って踊っている。
子供の衣装がとてもかわいい。髪飾りが独特だ。
ここから最も近いユースホステル三友客桟にチェックイン。
ドミトリーでなんと一泊20元(300円)。ほんとにほんと!
3泊予約してベッドを確認。こぎれいで共同シャワーはちゃんと熱湯が出る。
長期滞在者もいるみたいだ。ひとまず荷物を下ろし城壁の中へ。
もう日が暮れていたがすごい人だ。シーズン中で観光客が多いのだ。
洋人街。中国銀行。頼人ユース。チベタンカフェ。西城門を確認して
”きくや”で煮込みうどんを食べた。12元、上海で蘭州ラーメンが
5元(70円)位だから高いほうだ。まいいか。
日本の漫画がたくさんおいてあるが店の人は日本語はまったくしゃべらない。
隣の店でトイレットペーパーとピーナツ、水を買って出ようとしたら
大粒の雨が降ってきた。かなり本降りだ。急いでユースに戻る。
途中で傘を売りに来たが高そうだったので買わなかった。
洗濯をしてシャワーを浴びて10時半ごろ就寝。
8人部屋にまだ2人しかいない。12時ごろ続々帰還してきた。
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