『平家物語』を加害者が解説してみた

ティーブレイク２

2022年の大河、源平みたいだね

『鎌倉殿の13人』だとか。

三谷幸喜さんで、とっても楽しみ。

キャスティングを見て思ったこと。

主演が小栗旬さんだと知り『小栗旬さんが兄上を演るんだ』と思ったら、『え？　北条義時？』

兄上が主人公ではないと？

鎌倉殿とは兄上（源頼朝です）のことで、兄上の名を冠していて主役が兄上ではないと？

三谷幸喜さんのお話はボクも大好きです。

その三谷さんが源平を表現してくださる。

とってもとっても光栄です。

しかも、ボク（九郎義経）を菅田将暉さんが演じてくれるとか？

嬉しいです。

もんんんのすんんごく嬉しいです。

文字では表せないくらい大ファンです。タッキーの時と同じくらい嬉しいです。

菅田くんは、綺麗なイメージの義経を変えたいそうです。

え？　いや、そこはあんまり変えないでね。

たしかに怒りっぽいとこもあるけど、政治的な思考がないっていうよりも、政治的というか官僚的な武士はいらんという思考だってだけだから。

庶民の気持ちを汲む政治を目指していた兄上と同じ考え方ってだけだから。

だから、政治が得意な兄上にそっちは任せて、空気読むボクが戦に行ってたってだけだから。

場の空気っていうか風って感じ？

こっち、勝てそうな風だぜ！　行くぜ！　みたいな？

安全な場所に居て、ごちゃごちゃぬかす『なんちゃって武家』が嫌いってだけだから。こっちは現場で血い流してというか流させて、あ、ボクは守られていたんで無傷です……でも小さな怪我はしてたぞ。痛かったんだぞ。怖い思いをいっぱいしてたんだぞっ。

悲劇の英雄と言われるけれど、頼りになる仲間がいっぱいいて、悲劇ではありません。敢えて言うのなら、その彼らを死なせてしまったことが悲劇です。

大切な仲間がいて、素敵な彼女がいて、兄上のような人と出会えて、それが不幸な人生だとは思いません。

あと、驚いたのが阿野全成（あのぜんじょう）兄ちゃんがいたことだよね。

父上が負けた平治の乱の時、ボクは生まれたばっかりだったからママと居られたけど、兄ちゃんたちは寺に預けられました。ママが連れていた今若・乙若・牛若の今若（いまわか）兄ちゃんです。

って、あれ？

源平合戦の後も生きてたの？

影薄かったから知らなかった。

全成兄ちゃん、よかったね。

あと、範頼兄ちゃん、地味だ地味だって言ってたけど、思っていたより知名度があったね。安定の地味さだけど。

あとは、地味に知名度がある悪源太兄ちゃん（長男）に光が当たるといいな。ボクが生まれてすぐに亡くなっているから、会ってはいないんだけどね。すごい兄ちゃんだったって兄上から聞いています。

兄上が大泉洋さんか……。

大泉さんも大ファンです。

１×８は毎週撮ってます。

役者としても大好きです。

でも、兄上には……。

もじゃもじゃ？　もじゃもじゃ？

帽子被っちゃえばわかんないか。

菅田くんと兄弟はなんとなく納得できるかも。

三谷さんっぽい雰囲気。

すんごく楽しみです。

再来年が、待ち遠しいです。

兄上は、カッコよかった。

大泉さんがカッコ悪いという意味ではなくて。

シリアスな雰囲気ではない感じなのか？

楽しいドラマは大好きです。

あと、松平健さん、清盛のおじちゃん、似合います。

弁慶も清盛のおじちゃんも二人とも大好きです。

でも、北条義時が主役だと、ボクの出番なくない？

菅田くんの出番、ある？

ボクは北条にも嫌われてたからねっ。

イェイっ