夢オチ(『千の星』の4、現代ドラマ短編)
死ぬところだった。
インフルエンザ、なめてかかると危ないな。
会社は一週間休んだ。上司は気の毒に思ってくれるどころか子どもが受験だから絶対に会社に来るなと念を押された。
で、カクヨムの星の件は夢だったようだ。
星はひとつも増えていなかったし、PVも増えていなかった。
あれはなんだったんだろうか。オレの魂が求めていたものなのだろうか。
そうなのかもしれない。
幸いなことにインフルエンザで命を落とすことはなかった。星は夢だったが、生きてるだけで儲けものだ。
いつか、本当に星が爆発することがあるかもしれない。今はまだ前奏に過ぎない。書き続けていればそういう日は来る。
いや、来ないかもしれない。
こればっかりはわからない。
(おしまい)
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