第3話突然の魔法陣

ドアを開ければ、真っ赤な髪の女が飛び込んできた。「(なっ、こ、、この女は)」忘れもしない。この真っ赤な髪の胸ので……いやそうじゃない。何でこいつ俺の家に?「お、お前なんでここに?」が、しかし「今はそんなの後にして、早くしないとまたあいつが来ちゃうのよ」と、女は叫びながら家の奥へと走っていった。「な、待ちやがれ、なに勝手に人の家に入ってんだよ」などと叫びながら俺も女を追って家の奥へと走った。「おい、話を聞かせろ。あいつって誰の…こと…だよ……」その光景に俺は呆然とするしかなかった。そこには、さっきまで俺が寝ていたはずのリビングに、どう見てもこれは、「ま、魔法陣?」そこには、何が書いてあるのか全く分からないが、よくゲームでみたことのあるので魔法陣だと思った。「おい、なんだよこれ?お前の仕業か?」「………」俺は女に質問したが、女は何も言わない。「おい、聞いてんのか?なんだよこのま…」「ちょっと黙ってて」その瞬間、魔法陣が光だし光の物体が魔法陣から出てきた。その物体はだんだんと巨大な形になっていく。そして醜い姿の怪物になった。「早く隠れなさい」女は顔だけ俺の方に向けて怒鳴った。俺は訳も分からずキッチンの影に隠れた。「(何なんだよ、クソ)」俺はキッチンの影から様子を窺った。そしてまた、俺は呆然とした。女の手からまたしても魔法陣が出てきた。そしてそこから、光の物体が形になって剣の姿へと変わっていった。そして女は飛んで怪物へと剣を振った。が、怪物はそれを避け口から何かの液を女目掛けて飛ばしてきた。女はそれを華麗に避けた。しかし、その何かの液を避けて飛んできて地面へ落ちたそれは地面を…溶かした。「(何だよあれ、あんなの食らったら死んじまうぞ)」しかし女はそんなのお構いなしに怪物を攻撃している。「す、すげぇぇえ」女はダンスを踊るかのように華麗に攻撃を避けては攻撃を加えるを繰り返している。しかし女の足が地面についた途端、女は体制を崩した。どうやらさっき空いた穴に足を取られたらしい。「しまっ」もちろん女は綺麗に尻餅を着いた。さらにそこに怪物があの何かの液を発射した。シュー、何かが蒸発した音が鳴り響いた。


俺が目を覚ませばそこには…楽園であった。なぜならあの真っ赤な髪の女が俺を膝枕していた。女は寝ていた。「(えっ、何この状況)」俺は訳も分からないまま、どんどん赤面していく。「ん、んん」女が目を覚まして、俺と目が合った。パチーン、気が付けば俺は叩かれていた。「な、ななな、何してんのよ、この変態っ」なっ、「はぁっ⁉お前が勝手にやったんだろ?第一あの怪物なんだよ、なんで俺の左腕が無いんだよ⁉それに…なんで、お前が俺の家を知っている?」などと質問を大声で問かけると女は、

「では、順を追って説明させていただきます。暁 魁人」

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