寝物語に書かれた作品という事で、目の前にちょっと腕白な、恐竜好きの男の子が布団に包まっている姿を想像しながら読みました。身振り手振りを交えながらお話を読み進める父親。寝ろと言うのに目を爛々と輝かせて話の続きを急かす子供。そんな光景が目に浮かびます。しっかりと話しの中に教訓も混じえつつ、子供心をワクワクさせる展開で、きっと男の子は話の最後まで寝れなかっただろうなあ……なんて、気持ちがホッコリと暖かくなりました。