第二部で登場した呪文【ネタバレ】
【炎属性】
(Lv2)
『我が契約せし炎の精霊よ 赤き炎で 敵を燃やせ! 〈
↑「第10話 宝石 -洞窟の戦い-・2」でノエルが使用。単体の攻撃魔法。
洞窟の中なので慎重に威力を調節して精度を高めるために、省略せずに詠唱しています。
(Lv1)
『炎の精霊よ 我が身を纏え 赤き炎で 敵を散らせ!』
↑カッツェが使う、対象に炎を纏わせる攻撃系補助呪文です。
第一部で武器に炎を纏わせていたときは「我が武器を纏え」と言っていましたが、「第10話 宝石 -洞窟の戦い-・2」では「我が身を纏え」と言っているところが異なります。
ここでは呪文を応用して、自爆アタックに近い使い方をしています。
熟練度が上がり、第一部より威力も向上しているようです。
あ、カッツェは精霊とちゃんとした手順を踏んで契約していないので「我が契約せし~」とは言っていません。そういえば。
(Lv4)
『炎の精霊よ 焼き払え!』
↑「第24話 惑わしの森・2」でヴァイスの父ゴルトが使った攻撃魔法。Lv4の全体攻撃魔法なのに詠唱省略で放っています。父強し。
こちらはちゃんと精霊と契約していますが、文言を省略しているだけです。戦闘系の魔導師は、いかに簡略化した短い呪文で高い威力を出せるかが問われるのです。
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【雷属性】
(Lv2)
『我が契約せし光と雷の精霊よ 清き稲妻で 我が身を覆う敵を打て!』
↑「第11話 宝石 -洞窟の戦い-・3」でヴァイスが使用。光属性と複合させた即興のオリジナル技でした。複合技なのでLv2くらいかな……。「清き」の辺りが光属性です。
(Lv2)
『我が契約せし雷の精霊よ 怒りの閃光で 敵を打て! 〈
↑「第11話 宝石 -洞窟の戦い-・3」でノエルの留めの攻撃。Lv1〈
(Lv4)
『雷の精霊よ 打ち祓え!』
↑「第24話 惑わしの森・2」でヴァイスの父と兄の魔法を見てノエルが使った技。
炎→焼き払う、風→薙ぎ払う、雷→打ち祓う と形を変えています。アレンジの仕方を即興で真似しているのです。
練習もなしに見ただけで難易度Lv4の魔法を詠唱省略で成功させたノエルの才能に、ゴルトが驚いています。
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【土属性】
(Lv3)
『我が契約せし土の精霊よ 大地を起こし 敵を打て!』
↑「第16話 土竜<アース・ドラゴン>・1」でノエルが放った技。
第一部「【外伝】ノエルとレイアの魔導特訓 (side レイア)」でレイアに教えていた技を実戦で使っています。
(Lv2)
『我が契約せし土の精霊よ 我が手に集いて 敵を打て!』
↑「第29話 グリフィンとの戦い・1」でレイアが使用。ノエルに教えてもらった技を実戦で使えるようになりました。
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【風属性】
(Lv4)
『風の精霊よ
↑「第24話 惑わしの森・2」でヴァイスの兄ブラウが使った攻撃魔法。父と同じく、Lv4の全体攻撃魔法なのに詠唱省略で放っています。
彼らエルフ族は、もともと持っている魔力量が人族の三~五倍ほど多いから、詠唱省略して強力な魔法をバンバン撃つことも可能なのです。(詠唱を省略すると、省略しない場合の三倍くらい魔力を消費します)
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【光属性】
(Lv2)
『我が契約せし光の精霊よ 不浄なるものを
↑「第12話 小さな花束・1」で虹石を清めるためにヴァイスが唱えた呪文。「呪いの解除」と「光の加護追加」という二つの魔法を術に行っているので、Lv2くらいでしょうか。
(Lv3)
『光の矢を放て! 〈
(Lv4)
『光の精霊よ 裁きの矢を降らせよ 〈
↑「第16話 土竜<アース・ドラゴン>・1」でノエルが放った光属性の攻撃魔法。
ヴァイスもノエルも光の精霊と契約していますが、ノエルは攻撃魔法・ヴァイスは回復&補助魔法が得意です。
(Lv3)
『我が契約せし光の精霊よ 敵を縛りて 拘束せよ!』
↑「第16話 土竜<アース・ドラゴン>・1」でヴァイスが唱えた光属性の補助魔法。敵の動きを封じるほどの拘束力となると、まぁまぁの魔力を消費するんじゃないかな……ということでLv3くらい。
(Lv2)
『我が契約せし光の精霊よ 不浄なるものを祓い 我が瞳を清めよ 我に真実の姿を見せ給え』
↑「第31話 グリフィンとの戦い・3」でヴァイスが唱えた幻影解除の呪文。惑わしの森に入った時にも実は同じ呪文を唱えています。
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