名前の由来【ネタバレ】

<獣人兎族の親子>

母・リエーヴル:野兎(仏語)

娘・アリーセ:アリス(独語)

父・ラヴィ:ラビット(英語)


 獣人兎族の父と母は、そのまま兎の名前から取りました。娘のアリーセは、不思議の国のアリスから取っています。兎族~洞窟のくだりは「不思議の国のアリス」をモチーフにしているからです。


<ヴァイスの家族>

ヴァイス:白(独語)

兄・ブラウ:青(独語)

父・ゴルト:金(独語)

母・ローゼ:桃色(独語)


 「ヴァイス」を色の名前から取ったので、他の家族も揃えてドイツ語の色から名前を取りました。相変わらず単純な命名です。(笑) 兄の快活な感じ、父の厳格な感じが、意外と名前の響きと合っているのではないかなと思っています。


<王都>

国王ヴァールハイト:真実(独語)

魔女ブランシェ:→ブランシュ=白(独語)

国王シュバルツ一世:黒(独語)


 ブランシェとシュバルツも、ドイツ語の色から名前を取りました。「ブランシュ」=白は、白魔導師であったことの暗示。「シュバルツ」=黒は、白との対比や名前の響きから。あ、「黒幕」という意味もあるかも……(後付け)

 「ヴァールハイト」は、真実。現実主義者であることと、真実を見極め最終的には正しい判断をするという意味を込めました。

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