第38話 自主企画(台詞)の感想

 今回は様子見的な気持ちもあったので、近況ノートに書かれたエピソード以外も前後のエピソード、短編なら全部読みました。いくつか、後回しにして全話読むことにした作品もあり、それは作品フォローさせていただいた。

 近況ノートに感想も書かせていただいた。


 やはり「ある一言の台詞」だけを読んで、作品をきちんと読んでみようかなと感じさせる台詞は少なく、が多かった。それは普通のことで、何も問題は無い。


 個人的には、ブラバされやすいWEB小説が読み続けて貰うためには、「魅力的な登場人物」と「想像力を刺激する台詞や設定」が最も重要と考えてる。それらが最低でも一つは無いと、どんなに、全話読んだら素敵なストーリーでも読み続けて貰えないと感じている。


 こう考えた理由は、なろうテンプレと呼ばれる転生チーレム等数種の設定作品が何故求められ続けているかの理由の一つに、「魅力的な登場人物」と「想像力を刺激する台詞や設定」があると感じてるから。キャラノベと言われようとも、読んで貰えたら作家としては勝ちだ。


 キャラクターの個性、台詞、設定、どこかに魅力があるから読んで貰える。

 WEB小説に限れば、ストーリーの上位にあると思ってもいる。


 台詞一つで、作品をきちんと読んでみたいと読者に感じさせられるのはとても難しい。

 そんなことは十分判ってるから、今回の企画への応募はゼロでも不思議はないと思っていたところもあったし、ストーリーあっての台詞が多かったのも納得できる。


 私も含めてWEB作家の悩みには、全話読んで貰うことがあるはず。

 そう考えると食い足りないというか欲求不満が残る結果だったけれど、不満はない。


 今回、応募してくださった方の作品と台詞には工夫と努力が感じられたものもいくつかあって、とても勉強になった。


 次回、企画するときは、にして、更にハードルを上げてみようと思う。その際、応募ゼロでも構わない。

 それでももし応募があり、その中に唸るような台詞を見つけたら、私にとって素晴らしい経験になるだろうし、とても良い勉強になるだろう。

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