七話目「消えた三人 姫の名前」

無事にマカバの故郷についた4人

しかし さらなる魔の手が近づいていた!?

このお話もそろそろ一区切り

さて どんなことがおこるのでしょう

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ふぁあ~」


とナイトさんがドアから出てきた


さぁ!ナイト好きのみなさん想像してください!

あの 真面目なナイトさんがまるで小さい子供のごとく

目をこすりながら階段を下りていますよ!

ほおが赤くなっていたナイトさんも可愛かったですが

こっちも捨てがたい・・・・ナイト最高ぉ!!


・・・とナイトさんは階段をおり一階に

キッチンにはマカバさんがいた


(ああして見ると本当にお母さんみたいですね 言いませんけどね ユイトみたいに殴られたくありません)


とナイトさんが洗面所に行く 顔を洗いまた二階にった

どうやら着替えてくるらしい

次に降りてきたのは姫だった・・・・え?名前?

いやだから前の前に言ってたじゃないか え?聞こえてなかった?

まぁ とりあえず 姫好きのみなさん想像タイムです!

まるで姫のために用意されていたかという フリフリのパジャマを着ています

いやここには マカバしかいなんだから これ 昔マカバさんきてたってことですよね

・・・・ありえない


「まかばぁ~ なにしてるのぉ~?」


「あぁ姫 おはようございます 朝ごはん作っていたんですよ」


「そだったんだー」

と姫はイスに座る マカバのそばにいたいようだ

最後に降りてきたのはユイト 


「んあ? 朝飯作ってんのか?ますます おか・・・ひぃぃぃ!!」


とナイフはユイトの顔ギリギリに当たった


「ちぃっ!当たらなかったか!」


「マジで狙ってた!?」


ユイトは思ったことがすぐに声に出るんですね

それがマカバに殺されかけられる原因です

まぁ 元気な4人だったが

ここから悲劇は始まった

ドタンと音がした

トビラはただ一つ 抜け道の扉のみ

そこには人が立っていた

ナイトは音に反応し 二階から降りてきた ナイトは見たことのある人だと思った

それもそのはず マカバと再開したとき 姫を撃ってきた人物だから

人は走り そして武器を両手に持ち マカバに一直線に狙ってきた


「兄の敵とらせてもらう!」


「兄?」


とマカバが聞く


「お前が・・・殺した・・・・あの殺し屋だ!」


「殺し屋・・・・あぁ 姫の部屋の」


と納得するマカバ いやあなた 昔にも殺し屋殺してません?


「姫 二階の奥の部屋に逃げてください」


「ふぇ!?・・・うん 分かった!」


「ユイト・・・・お願いします」


「おうよ」


と姫 ユイトは二階に向かった


「さてと 私狙いか うふふふ懐かしいわぁ」


「殺人者のときに戻るなよ こっちまで死ぬから」


「戻らないわよ もう あの頃の私じゃない ナイトだってユイトだってそして・・・・姫だっているんだからね」


とマカバは魔法を唱える

ユイトは手にもっていたナイフで人に向かっていった

その数分後ユイトが戻ってきた

姫を送り届けたらしい

そして戦う 三人は姫のため 人は兄の敵を取るため

そんな戦いが続いていた ただ続いていた

部屋に彫られる魔法やナイフの跡

ただ続いていき 終わっていく

ナイフや魔法 剣で起きた火花が小さくなっていく

見えなかった戦いは

人とマカバが立っていた

ナイト ユイトが倒れていた


「なかなか やりますね・・・」


「もうすぐだ・・・・兄者・・・いま敵をとる!」


と人が走る 武器を持ち マカバを倒そうとする


「姫・・・・すみませんね・・・二回も破っちゃって・・・」


とマカバの両手は下に下がった

人は驚く そして首のところで寸止めをする


「なぜだ そんなやつじゃないだろう」


とマカバはこう言った


「もう 攻撃する体力も魔力もないんですよ」


「なら・・・」


「悪あがきってやつですね 姫を守るためにも」


「ふん お前を殺せば 俺は帰る ガキを殺すと夢見が悪いからな」


「そう・・・ですか・・・真実・・・・知らない方が・・・」


とマカバは倒れた


「ふん」


と人はいった


~数時間後~


「もう・・・出てきても・・・・平気・・だよね?」


と姫が部屋からでて階段を降りた

降りた先には何もなかった 否 人がいなかった

無数の傷跡 少量の血のみがあった

ユイト・ナリア ナイト・アグッシュ マカバ・ユリード

本来あるはずの三人がそこにはいなかった


「え・・・誰も・・・いない?」


姫は色んなところを探した でもいない

見当たらない


「ゆいとぉー ないとぉー まかばぁーどこにいるのぉー?」


涙目になっている姫 いない三人を何回も呼び探す


「ひぐっ!一緒に・・・いるって・・・いったのにぃ・・・」


そして姫は急に座り込み 泣いた


「うっ・・・うっ・・・うわああああああああん!!!」


その泣き声は 家中に響きわたっていた


~数ヶ月後~


それだけたてば~シティの生活に慣れた姫


「クリスさん おねがいしますね」


「はーい!」


そうそう 聞こえた?名前 姫の名前はクリス クリスティーナ

クリスティーナ・ミロッド姫なのだ


「クリスちゃん 一人暮らしで大丈夫?」


「大丈夫ですよ!最初は色々と大変でしたけど!今じゃ慣れっこですから!そして・・・」


(そして・・・マカバ達が帰ってくると信じてるしね!)


と姫は思っていました


「そして・・?」


「あ・・えっと・・・なんでもないですよ!」

と姫はいった


「クリスちゃん 今日はもういいわよ お疲れ様」


「わかりました!!」


と姫はマカバの家へ帰る

ここで数ヶ月で変わったことその1

ダンボールは重たかったので中身の少し軽くし

その代わりダンボールの量を増やした


変わったことその2

抜け道 少し汚れていたので 暇なときは綺麗にしていた


変わったことその3

墓 シェルデアーがあの時に死んでしまったので 埋葬したのだ


そして家の中に入る

無数の傷跡 これは姫にはどうにもできないのでそのままである

血は拭き取ったみたいだが


「・・・・ぐすっ・・・」


と姫は泣きそうな顔をしていた


「ううん 泣かないって決めたんだ だから泣かない!」


と姫が決意したとき 声がした


「見違えるように 綺麗になってますね」


「おいこれなんだ?墓?」


「そういえば・・・・シェルデアーがいないですね・・・あの時死んだか・・・・」


聞き覚えのある声


「本当にいるのかなぁ」


「あの人に聞いて 嘘なこといってたか?」


「静かに驚かすんでしょう 失敗したら寒いギャグ50連発ですよ?」


「俺が?」


「ええ」


姫は走った 抜け道の入口まで

ずっと ずっと ずっと あの時からずっと待っていた

バタンと音同時に姫が見た光景は


ユイト・ナリア ナイト・アグッシュ マカバ・ユリードがいる姿だった


「姫・・・・」


「ほら ユイトがうるさいから」


「絶対俺だけのせいじゃないよな!?」


「ぐすっ」


と姫の目から涙が溢れた


「ひ・・・姫っ!?どうかしました!?」


とマカバが聞く


「ううん 嬉しかったの・・・マカバ達が帰ってきてくれたことに」


「嬉し泣きですか」


「そりゃ 数ヶ月も会ってないとな!」


とナイト ユイトがそういった


「とりあえず・・・三人ともおかえり!!」


と姫がいった 三人は


「「「ただいま」」」


と子供のような笑顔でその言葉をいったのだ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さてさて どうでしたか?

このお話も一区切りまで来ちゃいました

次回からは俗に言う二期というものです

次回は○○○母が出てきますよ

個人的には面白くなりそう

ではでは 次回をお楽しみに!

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