その13 中庸ダメ、絶対!

 もはやロボットもの創作論関係ないやないかなここ2,3回ですが皆さまどうお過ごしでしょうか(ぉぃ

 つーわけで徐々に一般論的な方向にシフトしているのだが、今回のお題。中庸は駄目ってことである。

 具体的にはどういうことかというと、読者に与える感情は偏りを持たせるべきである、ということだ。

 大きな悲しみと少しの笑い。あるいは大きな喜びと少しの哀しみでもよい。とにかく偏らせるのだ。玉虫色的な、なんにでもいい顔をするようなのはあんまりよろしくない。創作物とは読者の感情を動かしてこそナンボである。だから狙いを定めるならば一つの感情に絞り、それと反対の感情は少しになるようにしよう。ただし、多少はあった方がいいのもまた事実である。あれだ。刺身は醤油だけでも食べれるがワサビを入れるとピリリと美味い。

 まあ例によってこれも極論なので、外すのはありではあるが。ちょっとしたテクニックである。

 まあがんばれ。

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