第1章  第2話「巻き戻る」

ここはどこだ・・・?

「貴様は何を望む?」

凛々しい声が聞こえた。僕は死んだはずだ、なぜそれなのに音が聞こえる。この声がもう一回響いいて僕はなんだと反応した。

「貴様は不待遇を被り愛すべき人を失ったわけだな。それをなくしたいとは思いたくわないかね?」

もちろん、なくしたい。あいつに僕の言葉を伝えたい。そう思うとその声は主に反応する。

「元の世界になんか戻れないけどな、我々でもときは変えられない。だが、同じ世界線には送れるから安心しろ。」

わけがわからない。コイツは何を言っているのだ……?

戻れる?生き返るとかありえないだろ本の中じゃあるまいし。あーもうめんどくさい

「生き返るわけないだろ、僕は死んだからね……あとお前は誰なんだ?」

その声の主は大きな声で笑いながら答えた

「まあ、お前がいた世界で言われてるものに例えると神かね」

確かに、死後の僕が今ここにいる時点でこの話に対し信ぴょう性はもてるが。そもそもなぜ。と考えたところでその声は語る

「そうじゃ、貴様は死んだけどここにいる。その時点で神だとわかるだろう。あと貴様を生き返らせるのは気まぐれじゃ、神の遊びかな?。」

それに対しムカついた。なんでもできるからって、人の人生をやり直しさせる事をしていいのかと。僕は速くあいつに会いたい。

「あの子とはもうじき会える。人生のやり直しではない、記憶を持ったまま18歳に移す」

声を出そうとした瞬間体が光気を失った。



「イッキ、起きた朝だよ士官学校の入隊式に遅れるよー?」

その声は誰だ…ノゾミか?。

朝おきたばっかの回らない頭で考えた。あー、と声を出し。先ほどの会話を思い出す。ホントかよと思いつつ嬉しさ満タンで起きた。

「はいよっと、起きましたよノゾミ」

いつも通りに遅いと罵倒され起きる。なんていい日なんだと思う。

準備をして、朝ごはんを食べノゾミと一緒に家を出た。よくよく考えたら、あんな大変な士官学生をもう1回過ごさなきゃいけないと気が落ちる。歴史通りに行けば北域紛争で駆り出されるから1年少ないけど。とりあえずは本とかを見て歴史に誤差がないか調べないと行けないと思った。


「我が帝国の未来を背負う君たちにこの言葉を持って祝辞とする」

もちろん寝た。そんなもんいらないよ、周り意識高いやつばっかで糞だなーもちろんこの考え方は変わらーん。

あいつらとも会うのか、それは楽しみだな
















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

この帝国から君を守る… いつき @itukisoumai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ