第1560話「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム超面白いので人類の皆さんは社会が破綻するまでプレイし続けましょう」

午前二時の自室。

いきなりレールガン女子高生の作者が現れた。

発売日直後におけるゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムのプレイは何(一般人が想定する)よりもずっと優先されるものなので、連載中の自作など書いている場合ではなく、ひたすらゲームに集中していた。あっという間に土日を溶かして地上と空のマップを開け切ったものの、楽しさは尽きることがない。作者同様、人類の八割は発売からノンストップでゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムを500時間プレイし続け、半年ほど生産活動が停止した結果社会は崩壊した。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で時間を破壊したのち一日のうちにゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムについて考えられる時間を二時間までと制限した。

人類の生産性が低下したが、文明は生存の道を辿った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る