第1493話「こたつの罠」

午後零時の部屋。

こたつが現れた。

女子高生は人間(一般人が想定する一般人を指す言葉。素の能力は低いが、類まれな知能を活用すればウサギやゴリラを相手取ることも可能)よりもずっと本能的な欲求に従って生きているので、こたつが用意された瞬間寝床がベッドからこたつに変わる。そして、こたつが女子高生の巣窟となったことを知らずに脚を突っ込んだ生物は脚を食い千切られて死亡する運命にあるのだ。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でこたつを女子高生の所有物とした。

悲惨な事故は未然に防がれた。

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