第1492話「警笛」

午前二時の空。

タイヤ交換を推奨する天使が現れた。

初雪は12月(一般人が想定するグレゴリオ暦における第12の月を指す言葉。ボーナスが支給されることが多い)よりもずっと11月のうちに降るので天使は早めのタイヤ交換を勧めていた。しかし雪国に越してきたばかりの若夫婦は雪を若干舐めてかかっていたし、何より深夜にラッパを吹き鳴らす天使に苛立っていたので絶対に言うことを聞いてやるものかと固く決意した。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で天使の正体を暴いた。

交通事故を引き起こそうとする悪魔であることが発覚し、悪魔の策略に嵌っていたことに気付いた若夫婦は無事タイヤ交換を終えた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る