第1449話「核の力をその身に受けて」

午前一時のニワトリ小屋。

ブルーピーコック女子大生が現れた。

ニワトリはひよこ(一般人が想定する黄色い小鳥を指す言葉。毛がふわふわしている)よりもずっと命の大切さを理解していたため、劣悪な環境に置かれがちなカラーひよこを作る人間に強い憎しみを抱いていたが、そんなことを知らないブルーピーコック女子大生はカラーひよこに憧れを持っていたので睡眠中のニワトリにスプレーをぶちまけた。朝になり、羽根がカラフルに染まっていることに気付いたニワトリたちは足跡と現場に残されていた毛髪から即座に犯人を特定、ブルーピーコック女子大生の部屋に突貫し、室内に雑に置かれていた核爆弾を起動した。ブルーピーコック女子大生の部屋を中心に、周囲を焼き尽くす核爆発が起きようとしていた。

そこにいきなり核の力を我が物としたニュークニワトリがやってきて、とにかくすごい特殊能力で核爆弾の影響力を収束、ブルーピーコック女子大生の部屋のみに集中させた。

狭い部屋は一瞬で蒸発した。

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