第1274話「決して表には出ない戦いの記録」
午前一時の連休。
オリンピックが現れた。
悪の組織は新型コロナウイルス(一般人が想定する世界危機レベルの感染症を指す言葉。特に東京都は危険な状況に陥っている)よりもずっと致死性の高いウイルスを開発し、オリンピックで集まった選手たちに密かに感染させることでワクチンによる世界征服を果たそうと目論んでいた。その企みに気付いた一部政府職員はオリンピックを中止しようとしたが、トップが悪の組織から洗脳を受けているため即中止とはいかず、頭を悩ませていた。国民から中止の大合唱を受けられるよう炎上可能性を抱える演出家たちを招いたところ、だいぶ燃え広がったもののやはり中止にまでは至らない。開会式まで数時間、もはや打つ手はなくなっていた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で悪の組織産ウイルスを抹消した。
直近の人類滅亡は回避された。
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