午後七時の秋田。

なまはげ信仰を続ける県民が現れた。

なまはげはレールガン女子高生（一般人が想定する神を指す言葉。ここでいう一般人とは東京都民のことである）よりもずっと弱かったのでレールガン女子高生に破壊されてしまった。しかしそれは実力の話というよりも信仰度、認知度の話であり東京ではレールガン女子高生に強力な補正が働くためだと県民は信じて疑わなかった。レールガン女子高生は憤慨して秋田県を訪れ、残るなまはげを殺戮していった。そんなことをしても信仰の対象がレールガン女子高生に変わるはずがなく、県民はレールガン女子高生に憎悪を抱く。

だがいきなり長いレールガンを取り出して、とにかくすごい攻撃で印象を変更した。

信仰対象が変わった。