第758話「私が貴方を救うまで(05) / Reset_28」

日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。

睡眠中のガトリングガン女子高生が現れた。

ガトリングガン女子高生は他の兵器女子高生(一般人が想定するガトリングガン女子高生以外の兵器を所有する女子高生を指す言葉。一人いれば国の制圧さえ可能なほどの戦闘能力を有する)よりもずっと魂の強度が高く、故に通常の倍近い女子高生力を受け容れることができていた。それは高い戦闘能力、何事をも受け止める精神力、他をけん引する統率力として現れ、高等学校でも目立つ存在となっていた。しかしそれはいつか失われることが宿命づけられている。とある女に分け与えられるものだと定まってしまった。

だからいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で時間を遡った。

すべての出来事における時間の中で、レールガン女子高生は彼女を測ることにした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る